SPECIAL
フィッシュマンズのデビュー30周年&
ドキュメンタリー作品の上映に寄せて
茂木欣一のアーカイヴ・インタビューを特別公開!
7月9日より公開となるドキュメンタリー作品『映画:フィッシュマンズ』。一足先に試写を拝見したのですが、あっという間の3時間。バンド、そして音楽への愛に溢れた、本当に素晴らしい映画でした。この作品の魅力を多くの人に伝えるために、何かお手伝いできないかと勝手に思い、90年代当時、フィッシュマンズのアルバム・リリース時にドラム・マガジンに掲載したインタビューをWebに転載できないかと、茂木さんにお伝えしたところ、快く了承していただきました。インタビューは、表記の一部を修正した以外、内容はほぼそのまま! 当時の茂木さんの言葉と照らし合わせることで、また違う角度から『映画:フィッシュマンズ』を楽しむことができると思います。
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アーカイヴ・インタビューの掲載に寄せて、茂木から届いたスペシャル・コメントを紹介! 過去の記事を振り返っていただいた。
当時の自分のリアルな心の動きが読み取れます
茂木:90年代のインタビューをこうして今読み返すと、どこかフワフワしているというか、夏休みを過ごしている少年のような喋りで……少し恥ずかしい気持ちもありますが、例えば『空中キャンプ』を作り終えた直後の達成感など、当時の自分のリアルな心の動きが読み取れます。デビュー30周年のこのタイミングでアーカイヴ掲載してもらえて本当にうれしい!! ありがとうございます。
ドキュメンタリー映画の公開を記念して、茂木がフィッシュマンズのドラマーとして本誌に登場した当時のインタビュー5本を特別公開!
#1 – 1992年12月号
『King Master George』
リリース時インタビュー
#2 – 1993年10月号
『Neo Yankees’ Holiday』
リリース時インタビュー
#3 – 1994年12月号
『ORANGE』
リリース時インタビュー
2021.07.09 Roadshow
『映画:フィッシュマンズ』
1987年夏に大学の音楽サークルのメンバーで結成されたバンド、フィッシュマンズ。東京を拠点として精力的にライヴを行い、90年代の音楽シーンで彼らが生んだ数々の楽曲は、今なお国内外で高く評価されている。
しかし、99年、佐藤伸治(vo)が急逝。それまでのメンバーの脱退により、佐藤と茂木欣一の2人体制となっていたバンドは、活動停止を余儀なくされた。それでも解散ではなく、佐藤の遺した楽曲をプレイし続ける道を選んだ茂木の呼びかけと、それに呼応した数々のミュージシャンのゲスト参加により、バンドは再始動。これまでに、UAや原田郁子など名だたるアーティストをゲストに招きながら、フィッシュマンズは当時の楽曲をアップデートし続けてきたのだった。
今作は、フィッシュマンズのデビュー30周年の軌跡をたどるドキュメンタリー映画で、彼らが届けてきた新旧のライヴ・パフォーマンス映像や、佐藤の遺したメッセージ、そしてメンバーや関係者による証言を収録。バンドの歩みにあらゆる形で携わった人々がフィッシュマンズへの想いを語る、約180分の超大作。
■『映画:フィッシュマンズ』
7月9日(金)より東京・新宿バルト9ほかにて公開
出演:佐藤伸治、茂木欣一、小嶋謙介、柏原譲、HAKASE-SUN、HONZI、関口“dARTs”道生、木暮晋也、小宮山聖、ZAK、UA、ハナレグミ、YO-KING(真心ブラザーズ)、原田郁子(クラムボン)、こだま和文
監督:手嶋悠貴
企画・製作:坂井利帆
撮影:山本大輔
録音・整音:黄永昌
構成:和田清人
編集:大川景子
アートディレクター:大村雄平
制作プロダクション:ACTV JAPAN
配給:ACTV JAPAN/イハフィルムズ
©︎THE FISHMANS MOVIE 2021
公式サイト:https://fishmans-movie.com
公式Twitter:https://twitter.com/FishmansMovie
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