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【Rest In Peace】2023年にこの世を去った国内外の偉大なるドラマーたちを偲ぶ
- Photo:stocknshares/istock
2023年も残すところあと少し。今年も国内外の名ドラマー達が惜しまれながら、この世から旅立っていきました。音楽、そしてドラムの魅力を広く伝え、さまざまなプレイヤーに影響を与えた彼らへ哀悼の意も込めて、ドラマガWebに掲載した追悼記事をまとめました。あらためてご冥福をお祈りいたします。
【1月1日】 フレッド・ホワイト
16歳でダニー・ハサウェイの傑作『Live』に参加し、アース・ウィンド&ファイアーのメンバーとしても活躍した名ドラマー、フレッド・ホワイトが1月1日に急逝。享年67歳であった。
【1月15日】 高橋幸宏
サディスティック・ミカ・バンド、Yellow Magic Orchestraのメンバーで、世界にその名を轟かせた日本を代表するドラマー、高橋幸宏氏が誤嚥性肺炎のため1月11日に急逝。享年70歳であった。
【1月27日】 フロイド・スニード
「Joy To The World」、「Mama Told Me」などのヒット曲を世に送り出し、60年代末から70年代中盤にかけて一斉を風靡した7人組グループ、スリー・ドッグ・ナイト。その黄金期を支えたドラマー、フロイド・スニードが去る1月27日にこの世を去った。享年80歳。
【2月2日】 ブッチ・マイルス
カウント・ベイシー・オーケストラのドラマーとして70年代、そして90年〜2000年代に活躍した名手、ブッチ・マイルスが2月2日に急逝。享年79歳であった
【2月14日】 恒岡章
Hi-STANDARD、summertimeのドラマーとして活躍した恒岡 章氏が2月14日に急逝。Hi-STANDARDの所属レーベルであるPIZZA OF DEATHのSNSにて発表。享年51歳であった。
【3月13日】 ジム・ゴードン
エリック・クラプトンが率いたデレク・アンド・ザ・ドミノスのメンバーで、セッション・ドラマーとしてもビーチ・ボーイズ、ジョージ・ハリスン、ジョー・コッカー、ジョン・レノン、スティーリー・ダンなど、数多くの傑作に名を刻んだジム・ゴードンが3月13日にこの世を去った。享年77歳。
【4月17日】 イヴァン・コンチ
ブラジリアン・フュージョンを代表するバンド=アジムスのドラマーとして名を馳せ、90年代のレア・グルーヴ・ムーヴメントにも影響を与えた名手、イヴァン・コンチが4月17日に急逝したことがアジムスのFacebookにて発表された。享年76歳。
【5月27日】 新美俊宏
1976年にデビューし、海外でもその名を轟かせた日本が世界に誇るハード・ロック・バンド、BOW WOW。そのオリジナル・ドラマーとして屋台骨を支えた新美俊宏氏が癌のため5月27日にこの世を去った。享年66歳。
【9月16日】 ジョン・マーシャル
1960〜70年代に黄金期を迎えたカンタベリー・ロック・シーンの中心的バンド、ソフト・マシーンのドラマーで、イギリスにおけるジャズ・ロック・スタイルのドラミング発展に貢献したと言われる名手、ジョン・マーシャルが9月16日にこの世を去った。享年82歳。
【10月30日】 アーロン・スピアーズ
ゴスペル系ドラマーの第一人者で、アッシャーやアリアナ・グランデのサポート・ドラマーとしても活躍した凄腕ドラマー、アーロン・スピアーズが亡くなったことが本人のSNSで発表された。享年47歳。