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ドラムが叩ける!お宅訪問[Webオリジナル]#6 埼玉県在住 柴田鑑三さん 宅スタジオ
- 取材:編集部 撮影:八島 崇
- 編集:西本 勲
リフォームでも高遮音を実現して
音漏れを気にせずに演奏できる
先述したとおり、スタジオを作るにあたって柴田さんが最も重視したのが遮音性能だ。
「地方の閑静な住宅地なので、特に夜はものすごく静かなんです。しかも、スタジオがある側の隣家は距離が近いので、とにかく外に音が漏れないようにということは強くお願いしました」
そこで、通常アコースティックエンジニアリングが施工するドラム用防音室よりもワンランク上の遮音性能を実現するべく、隣家に近い側の壁をモルタルで補強。その結果、想定していた以上の高い性能が得られた。
「予算に限りがある中でも実現可能なところで、壁の補強案を出していただき、とてもありがたかったです。窓をつけると遮音性能が落ちると聞いていましたが、窓のある側は道路に面していて隣家と距離があるので、だったらつけてもらおうと。結局それでも遮音性能は十分で、室内もとても明るくなりました」
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ハードヒッターなのですが
音の響き方もとても気持ち良いです