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電子ドラムで覚える正しい“基礎練習”〜Part.6 アクセント#2〜

  • 講師:長野祐亮

ドラム上達に必ず必要でありながら、続けるのが難しく正しいやり方に迷ってしまう“基礎練習”……ここでは、『新生活からエレドラ・デビュー』で紹介したエントリー・モデル、Roland TD-02KとYamaha DTX402KSを活用し、オススメの方法をレクチャーしていきます! エントリー・モデルと言えど豊富なトレーニング機能も備えているので、毎日の練習も楽しくレベルアップ!

アクセント#2

@drumsmagazinejp ハイクオリティなサウンドと多彩な機能を搭載した電子ドラムを駆使し、うまくなる上で必須の基礎練習から厳選10種を解説! アクセントPart.2では、“アップ・ストローク”と“ダウン・ストローク”を練習! 弱く叩いて大きく戻し、次の1打を強く叩く準備をするアップ・ストロークと、強く叩いて小さく戻し、次の1打を弱く叩く準備をするダウン・ストローク!どちらも重要です! やはりゆっくりから始め、最初は1つ打ち(シングル・ストローク)を2回やる意識でやってみましょう! #PR #drums #rudiments #electronicdrums #Yamaha #accent #upstroke #downstroke #DTX #DTX402KS ♬ オリジナル楽曲 – リズム&ドラム・マガジン

アクセントをコントロールする4種類のストロークの残った2種類は、“ダウン・ストローク”と“アップ・ストローク”です。

ダウン・ストロークはハイ・ポジションからスティックを振り下ろし、ロー・ポジションで止めるストローク。これは強い音を叩いたあとに、次の小さい音を叩くための準備をするストロークです。アップ・ストロークは、ロー・ポジションで小さな音を叩いたあと、すぐにスティックをハイ・ポジションまで引き上げて、次に強い音を叩くための準備をするストロークになります。

まずはEx-6aに記した4分音符を右手のみで、強弱を意識して練習してください。ストロークは、ダウン・ストロークとアップ・ストロークを交互に繰り返す形になります。ポイントは、ダウン・ストロークを叩いた直後に打面から2〜3cmのロー・ポジションでしっかりと止めること。それが次のアップ・ストロークをスムーズに叩く動きにつながります。

これがスムーズに叩けるようになったら、その動きの隙間に、左手をタップ・ストロークで加えて譜例bに発展させます。タップ・ストロークとアップ・ストロークが同じくらいの音量と音質になるように意識して練習してみましょう。右手スタートに慣れたら、左手スタートでも必ず練習してほしいと思います。

Point!
・ダウン・ストロークは、ロー・ポジションでスティックを確実に止めよう。
・アップ・ストロークはタップ・ストロークと同じ音量で叩けるように心がけよう。

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