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平井 堅のデビュー30周年イヤーを締め括ったツアー「Ken Hirai 30th Anniversary Ken’s Bar Special !! 2025-2026」のファイナル公演を収録した映像作品『Ken Hirai Films Vol.18「Ken Hirai 30th Anniversary Ken’s Bar Special !! 2025-2026」』が、10月7日にリリースされた。
本作に収められているのは、2026年2月23日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で行われたツアー最終公演。平井自身がライフワークと位置づけるコンセプト・ライヴ「Ken’s Bar」の特別公演として、従来とは一味違ったステージが展開された。
今回の大きな特徴となったのが、“一声一楽器”という究極にミニマルな編成だ。ステージは“草原”をテーマに、映画やドラマなどで活動する監督集団「5月」が演出を担当。琵琶、ピアノ、ギター、ハープ、ベース、チェロ、そしてドラムと、楽曲ごとに1つの楽器が平井の歌声と向き合い、それぞれの楽曲が持つ輪郭を改めて浮かび上がらせていった。
完全アカペラの名曲「キミはともだち」を
“歌とドラム”で再構築
ドラマーとして注目したいのは、ACT 2で披露された「キミはともだち」。ここで平井の歌声と向き合ったのが、河村“カースケ”智康だ。
2004年にシングルとして発表された「キミはともだち」は、メイン・ヴォーカルはもちろん、コーラスやベース・ライン、リフ、さらにはクラップやストンプまで、平井自身の声や身体から生み出された完全アカペラによるナンバー。そんな楽曲を、今回のステージでは“歌とドラム”という極限まで削ぎ落とした編成で再構築している。
メロディやハーモニーを支える楽器が存在しない中、カースケのビートが担う役割は必然的に大きくなる。しかし、ただ力強くグルーヴを押し出すのではなく、楽しげに歌う平井の呼吸や言葉のニュアンスを受け止めながら、リズムによって楽曲を前へと運んでいく。長年に渡って数多くのシンガーを支えてきたカースケならではの、懐の深いプレイを映像でじっくり味わうことができる。
フルバンドとのコントラストも見どころに
その他、「POP STAR」ではフルバンドによる演奏が繰り広げられるなど、ミニマルな編成とのコントラストも本公演の見どころ。平井 堅の30年間を振り返ると同時に、“歌と楽器が1対1で向き合う”ことで生まれる音楽の豊かさや、アンサンブルの奥深さをあらためて感じさせてくれる映像作品に仕上がっている。

◉作品情報
Ken Hirai Films Vol.18 『Ken Hirai 30th Anniversary Ken’s Bar Special !! 2025-2026』
2026年10月7日発売
Blu-ray:8,800円(税込) DVD:7,700円(税込)
【収録曲】
ACT 1
赤とんぼ
知らないんでしょ?
僕は君に恋をする
the flower is you
KISS OF LIFE
Gaining Through Losing
ACT 2
Ring
キミはともだち
LOVE OR LUST
魔法って言っていいかな?
POP STAR
かわいそうだよね
ノンフィクション
ENCORE
太陽(Short Ver.)
君の鼓動は君にしか鳴らせない(Short Ver.)
ほっ(Short Ver.)
ふるさと
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