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アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』内バンド、結束バンドがヒットチャートで話題!ドラムは比田井 修が担当

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』をご存知だろうか。2022年10〜12月期(いわゆる秋アニメ)にTOKYO MX他で放映されていたバンド・アニメで、12月28日に発売されたアニメ内バンド=結束バンドのアルバム『結束バンド』がビルボードやオリコン上位を獲得し、さらに話題を呼んでいる。

『ぼっち・ざ・ろっく!』は高校生のガールズ・バンドのライヴ・ハウスでの活動を中心に描いた作品で、主題歌の作詞作曲にはtricotの中嶋イッキュウやヒグチアイ、KANA-BOONの谷口 鮪を起用したり、メンバー全員の名前がASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバーの苗字を冠したネーミング、そして最終話には「転がる岩、君に朝が降る」の結束バンド・カヴァーが放映されるなど、随所にアジカンへのリスペクトと生々しいバンド感が感じられる。

そんなバンド感を演出する上で、演奏に全面参加している比田井 修のドラム・サウンドが担っている部分も大きいだろう。ドラマガ2023年1月号で登場した連載『人と楽器』でも比田井は『ぼっち・ざ・ろっく!』について語っている。普段は1タム、1フロア・タムで演奏する現場が多い比田井だが、今回のアニメ音楽収録に際して、

最近『ぼっち・ざ・ろっく!』というバンド・アニメの演奏シーンを担当させていただいたんですけれど、その中で2タムでの演奏も久しぶりにあったので、チェックしてみてください。

とのこと。アルバム『結束バンド』では、比田井らしい、歌やメロディ、ギターやベースなどに寄り添ったフレージングや、楽曲の展開をアシストする緻密なフレーズの積み上げ、そして遊び心も忘れないドラミングが聴ける。ベースに高間有一、ギターにはakkin、三井律郎を迎えた布陣でのバンド・サウンドにも注目だろう。

バンド・アニメと言えば社会現象まで巻き起こした『けいおん!』が思い出されるが、再びバンド・アニメが注目されるきっかけとなった『ぼっち・ざ・ろっく!』が、今後さらなる展開を見せるのか、注目である。

結束バンド『結束バンド』
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比田井が連載『人と楽器』と特集“8ビート”アンケートに登場!
リズム&ドラム・マガジン2023年1月号

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