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親子共演も実現!リンゴ・スターの参加作続々登場

  • Text:Shinichi Takeuchi

60年代マージビート風ポップス&
ボブ・マーリー・カヴァーが同日発売

リンゴ・スターのニュースを2つほど紹介したい。

まずは、8月28日にリリースされるThe Empty Heartsのニュー・アルバムの話題を。ドラムのクレム・バーク(ブロンディ)をはじめ、ロマンティックス、ザ・カーズなど、80年代を飾ったロック・バンドのメンバーが集結したことで知られる彼らが、約6年ぶりに新作『The Second Album』を完成させた。そのリード・トラック「Remember Days Like These」にリンゴが客演。軽快なドラミングを披露している。この60年代マージビート風のポップ・ソングは、彼のプレイが映える楽曲で、メンバーも「素晴らしい贈り物だ」と絶賛している。

◎作品情報
『The Second Album』
The Empty Hearts

輸入盤

さらにリンゴは、ジャマイカ出身のトリオで、レゲエの開祖とも言われるToots & The Maytalsのニュー・アルバム『Got To Be Tough』にも参加。ボブ・マーリーのカヴァー「Three Little Birds」でパーカッションをプレイしているのだが、なんとギターで息子のザック・スターキーも参加。ふたりともドラムはプレイしていないというちょっと変わった形での親子共演が実現している。

ちなみにこの曲では、ボブ・マーリーの息子、ジギー・マーリーをフィーチャーし、ドラムにはスライ&ロビーのスライ・ダンバーが参加。リンゴ&ザックを交えた豪華な顔ぶれで、軽快なレゲエを聴かせている。すでにYouTubeなどで音源が公開されているので、まずはチェックしてみてほしい。アルバムの発売は8月28日。

◎作品情報
『Got To Be Tough』
Toots & The Maytals

輸入盤