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博士 山本拓矢が試した【2024年10月号】のNEW PRODUCTS!〜PLAYTECH Clap Stack Cymbals〜

高いコスト・パフォーマンスを誇る
プレイテックのクラップ系シンバル

近年、リズム・マシンに搭載されていたハンド・クラップの音色を再現するスタック・シンバルが各社からリリースされているが、驚きのコスト・パフォーマンスを誇るサウンドハウスのプライベート・ブランド=PLAYTECHでも展開されているのがこのClap Stack Cymbals。生々しいロウ仕上げとレイジングが共存したルックスは、PCXシリーズを思わせるが、こちらはPHCという新シリーズとのこと。

PHC024 (10″+12″+14″) ¥23,800

Review

B20ながらリーズナブルな価格を実現
トラッシュ成分が豊富でタッチに細かく反応

サンプリングされたハンド・クラップのサウンドを模した重ねシンバル。2018年に、トレヴァー・ローレンスJr. とトルコのメーカーによって開発されたオリジナルとも呼べるモデルが登場して以来、各社が追随してきましたが、高価になりがちなB20 採用のわりにお手頃な価格です。

若干小さめの3 枚組で、万遍なくハンマリングが施され、裏側と表のエッジ付近のみレイジング処理がされています。トラッシュ成分が豊富で、タッチによる音色の変化は大きめな印象です。ドラム・セットの中では音量が控えめな楽器なので、スネアに対して遅らせて鳴らしたり、個別にマイキングするなど、特性を理解して使いこなすことが大切です。

GEAR SPEC

PHC024 ¥23,800

【サイズ】10″+12″+14

製品ページ:https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/332779/