UP

博士 山本拓矢が試した【2023年10月号】のNEW PRODUCTS!〜CODE DRUM HEADS〜

  • Review:Takuya Yamamoto[bohemianvoodoo]
  • Photo:Takashi Yashima

イギリス新興メーカーCODEの
ドラム・ヘッドが日本上陸!
安定したチューニングと優れた耐久性を両立

イギリスの新興ドラム・ヘッド・メーカー、CODEが日本上陸!

その最大の特徴は、同社オリジナルの“Grip Tight Technology”。強靭なスティール・コアを高品質のアウター・リムで圧着し、安定したチューニングと優れた耐久性を兼ね備えているという。

今回は数あるラインナップの中から、コーテッド系は標準的な1プライの“DNA”と2プライの“GENERATOR”、1プライにドーナツ型ドットが施された“LAW”、ニコ・マクブレインが監修した厚めの1プライにドットを装着した“BOOMER”、クリア系では2プライでドットつきのTRSという、計5モデルをセレクト。すべて14″を試奏した。

●試奏ラインナップ

DNA Coated ¥2,750
GENERATOR Coated ¥4,070
TRS¥ 4,400
BOOMER ¥4,730
LAW ¥4,400

Review

CS系ヘッドが好印象
イメージに関わるデザイン性も◎

イギリス発の新興ヘッド・ブランドということで、編集部と相談の上で5種類を選抜してみました。プレミアを彷彿とさせるドーナツ・ドットや、ロゴのフォント選び、各シリーズのネーミングなど、イメージに関わる外観のデザインも抜かりなく、期待が高まります。製造は台湾のようで、細部はどこかで見たことがあるような作りです。

今回試した中では、LAWというCS系のモデルが好印象でした。ドットとクリンプロックの相乗効果でしょうか。普段はコーテッドやクリアがメインの方であれば、違和感なく導入できるはずです。14mil厚シングルや、7.5mil厚ダブルのヘヴィなタイプは、全体的にタイトかつウェット気味な質感です。ヘッドの厚みの分、サッシの外寸が大きめなので、フープとの相性には留意してください。剛性のあるスネアに対して、しっかりとテンションをかけて張るのであれば、大きな問題ないと思いますが、ローピッチで使用する場合は、馴染ませ方にコツがいるかもしれません。DNAコーテッドは、粒子が粗めで、トーンのピークも異なるため、ミュートを常用していて、ブラシは使わない、といった方であれば、試してみる価値はあると思います。

GEAR SPEC

DNA Coated ¥2,750
【サイズ】6″,8″,10″,12″,13″,14″,15″,16″, 18″【厚さ】1プライ(10mil)

GENERATOR Coated ¥4,070
【サイズ】8″,10″,12″,13″,14″,15″,16″, 18″【厚さ】2プライ(7.5mil×2)

TRS ¥4,400
【サイズ】6″,8″,10″,12″,13″,14″,15″,16″, 18″【厚さ】2プライ(7.5mil×2 w/ホワイト・ドーナツ・ドット)

BOOMER ¥4,730
【サイズ】13″, 14″【厚さ】1プライ(14mil w/リバース・ドーナツ・ドット)

LAW ¥4,400
【サイズ】6″,8″,10″,12″,13″,14″,15″,16″, 18″【厚さ】1プライ(10mil w/ブラック・ドーナツ・ドット)

製品ページ:HP
お問い合わせ:エレクトリ(☎03-5419-1593)