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After Interview|長谷川浩二が振り返る「Drumming Immersive」【動画連動】
- Photo&Movie:Akito Takegawa
5月6日に初開催となった「Drumming Immersive feat. 長谷川浩二」。長谷川さんのドラム・セットを実際に体験し、そのプレイを真後ろから体感するという、これまでにないコンセプトで行われた本イベントは、来場者とっても貴重な時間となったことだろう。イベント終了後の長谷川本人に、率直な感想や参加者へのメッセージ、そして次回開催へのアイディアについて話を聞いた。
After Interview with 長谷川浩二
長谷川だからこそできるようなことで
体験したいことや聞いてみたいことが
あればどんどん意見をください
●お疲れ様でした。少し変わったイベントだったと思いますが、終えてみての感想を教えてください。
長谷川: 疲れましたね(笑) 。でも、体験コースでみなさんが長谷川のセットを見て「どういうセッティングなんだろう」と観察するだけかと思いきや、結構ガッツリ叩いていらっしゃったので、まずはそれに驚きました 。ただ人前で、長谷川の“ヘンテコなセッティング”のドラムを「はい、叩いて」と言われて叩くわけですから、まるで生贄状態ですよね 。相当なプレッシャーだったと思いますし、すごく叩きにくそうだったので、かわいそうだなとも思いました 。それでも、26インチのバス・ドラムなんて普段踏む機会はないでしょうし、ありえないような貴重な経験をしていただけたのではないかと思っています 。
●このイベントを通じて上達したいと思っていた方も多かったと思います。あらためてアドバイスをお願いします。
長谷川: ドラマーの多くは“いろんな技がたくさんできるようになること=上手い”と思いがちだと思います 。でも長谷川の考えは違って、“いかに演奏する曲を生かすドラムを叩くか”という点に意識を置いています 。
今日も「パラディドルやルーディメントはどうやっているんですか?」と聞かれましたが、そういうのがほぼほぼできない人間ですし、これまでやってきませんでした 。それでもこれだけ長い間叩き続けられているのは、すべて“曲ありきのドラミング”だから 。なので「適当に叩いてください」、「ソロをやってください」、「セミナーをやってください」と言われるのが本当に苦手なんですよ(笑) 。
曲をどう生かすかに注目して叩くことが大切です 。みなさんも楽しんで叩きながら自分のビートを見つけて、ハッピーなドラムを叩いてほしいですね 。それこそが、上達して“上手いドラマーになる”ということなんじゃないかなと思います 。どんどん楽しんで音楽をしていってください 。

●今日のイベントを経て、いろいろと課題点も見つかりましたか?
長谷川: なにしろ(見られている前での演奏は)参加者の方がかわいそうだったので、次回は時間を区切った「完全マンツーマン」で、誰も見ていないところで思いっきり叩いてもらう形にしたいですね 。
あるいは、事前に「このアーティストのこの曲の、何分何秒から何分何秒までのフィルを教えてほしい」という希望を募るのもいい。それなら長谷川が思い出してきたり、譜面を起こしてきたりして、実際に叩いて見せてあげることができますから 。次回はそういうことができればなと思っています 。
●ということは、第二弾の開催も期待して良いでしょうか?
長谷川: どうでしょうね、あとは「コレ(お金)」次第でしょうか(笑) 。あとは、参加されたみなさんの感想がすごく聞きたいです 。特に叩いた方はどうだったかを教えてほしいですし、「次はこうしたい」というリクエストがあれば叶えてあげたいなと思います 。長谷川だからこそできるようなことで、体験したいことや聞いてみたいことがあればどんどん言ってください 。参加できなかった人も「こういう内容だったら参加してみたい」という意見があれば送ってください。他のドラマーだったらおそらくやってくれないようなことも、長谷川ならやりますので(笑) 。ぜひご要望をこちらまで……。