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UP
【Set Up】アニカ・ニルス|ラッシュのドラムの座を受け継いだ凄腕ドラマーの機材
- Photo:Tetsuro Sato
- Special Thanks:TAMA Drums/Drum Station
DRUM KIT
個性的なスタイルが凝縮されたアニカ流マルチ・スネア・セッティング
いよいよ目前に迫ったラッシュ11年ぶりのツアー。2020年にこの世を去ったニール・パートに代わり、ジェフ・ベックとも共演した凄腕ドラマー、アニカ・ニルスが参加することはドラマガWebでもすでにお伝えした通り。ここでは2024年、TAMA Drums 50周年を記念したドラム・クリニックで、待望の来日を果たした際に彼女が使用したドラム・セットを紹介!

▲ドラム・クリニックでは日本で用意したドラムでプレイ。本人が愛用しているものと同じ“カスタム・ピンク”フィニッシュがチャーミングなTAMA STAR Mapleを使用。1バス、2タム、1フロア・タムという構成で、12"→10"と並ぶタムの配置は、独特なフレーズを自然に引き出すためとのこと。

▲ヘッドはすべてEVANSで、バス・ドラムがUV EQ4、タム類は打面がONYX、ボトムがG1クリアとなっていた。シンバルはMEINLのByzanceシリーズから、キャラクターの異なるさまざまなモデルをセレクト。ドラム・セットとは高低差をつけてセッティングしている印象だ。右手には自身がプロデュースを手がけたDeep Hatsをクローズド状態で奥に角度をつけてセット。



▲スネア・ドラムは何と3台を使い分け! メインはTAMA STARPHONICのアルミ・モデルで、こちらはハイ・ピッチ仕様。MEINLのカウベルがアドオンされており、程良いミュートの役割も果たしている模様。ハイハットの左側にはスチュワート・コープランドのシグネチャー・モデルをミディアム・ピッチで、フロア・タム隣にはS.L.P.の超深胴ブラック・スチールをロー・ピッチでそれぞれセット。打面ヘッドはSTARPHONICとスチュワート・コープランド・モデルがHD Dry、S.L.P.はタム類と同じくOnyxを装着している。

▲足回りも特徴的で、TAMA Iron Cobra 900シリーズをビーターのみ交換して使用しており、ハイハット・スタンドとのスタンスは狭めでほぼ平行に配置。スローンの高さは62cmで、実際にアニカが座ると、膝が直角よりも若干緩めに見える数値となっていた。
SET UP!
【Drum Kit】
TAMA STAR Maple
20"×15" BD
10"×7" TT
12"×8" TT
16"×16" FT
【Snare Drums】
TAMA
STARPHONIC Aluminum:14"×6"(Main)
Stewart Copeland Signature:14"×5"(Side)
S.L.P. Big Black Steel:14"×8"(Side)
【Cymbals】 (L→R)
MEINL
8" Byzance Traditional Splash with 20" Byzance Extra Dry Thin Crash
14" Byzance Jazz Thin HiHats
12" + 14" Byzance Vintage Smack Stack
20" Byzance Foundry Reserve Ride
18" Byzance Dual Crash
18" Artist Concept Deep Hats
22" Byzance Vintage Crash