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山野楽器 ロックイン新宿「ロックイン新宿ドラム・フロアが今アツい!!!」
- Contents & Text:Rhythm & Drums Magazine
- Photo:Takashi Yashima
松下マサナオ TARA:NOME products
Comment〜スタッフ黒澤氏のコメント〜
マサナオさんはもともとよくお店に来られていて、“もっとお店の知名度を上げたいな”って思っていたとき、マサナオさんが「俺、イベントやるよ!」と言ってくださって。木下さんとも“イベントやりたいね”という話はしていたんですけど、最初に開催したのが、山村牧人さん、横山和明さん、山本拓矢さんによる“山の会”企画の「Cymbal Cafe」だったんでけど(日時調べる)、その直後にマサナオさんもイベントを考えてくださって、毎回必ずゲストを呼ぶイベントをコロナ禍前までは3ヵ月に1回くらいやっていたんです。
そういうつながりもあって、マサナオさんから「TARA:NOME〜を立ち上げたよ」っていう連絡があったんですよ。製品の試奏動画もアップされていて、音はめちゃくちゃ良かったし、まとまりもあるし、その上組み合わせによっていろいろな音が作れるという魅力的な楽器でしたので、「それ、仕入れさせてください!」ってすぐ言ったんです。
実は最初、40〜50本くらい納品いただいて発売の準備をしていたんですけど、リリース2週間くらい前にマサナオさんから「もっと鳴る方法を見つけたから今からお店に行くよ!」って連絡があったんですよ。そうしたら本当に来店いただいて2〜3時間くらいずっとバラして、もっと鳴る状態に作り直してくれたんです。
個人的な推しとしては、例えばクラッシャー単体でビートが作れる良さもあるんですけど、すべて1点モノでそれらを合わせると無限の組み合わせがあって、自分の思うがままにカスタムできるし、いろいろタイコやシンバルにもアドオンできるわけですから、そういうところは本当に魅力的ですよね。だからすごく売れています。しかも、発売前からマサナオさんと縁のあるドラマーの方々による動画を試奏室で撮らせてもらったりして。みなさん快く引き受けていただきまして本当に感謝しています。“1日1人1タラノメ”で1週間動画をアップし続けるっていうチャレンジをやっていたんですけど、途中から僕達スタッフも参加していました(笑)。
そんな効果もあってか、発売日の朝、お店の前にお客様が並んで来てくださって、自分の欲しいもの、欲しい組み合わせを探していただくお客さんもいたり……そんな光景が見られました。やっぱり自分の好みを探す楽しみがあるんでしょうね。1つ1つは聴いたことある音なんでしょうけど、それらが組み合わさると聴いたことのない音になるのが良いですよ。
後は何よりマサナオさんが実際にガンガン使っていらっしゃったんで、その説得力はありますよね。あとはミュートにゃんも入ってきて、要は打面に載せるミュートなんですけど、このあたりも楽しいアイテムかと思います。すごく薄い素材でミュートのかかり具合いが絶妙なんです。
Special Message〜松下マサナオ[Yasei Collective、GFJB、HHMM、etc.]からのメッセージ!〜
Q1:松下さんとロックイン新宿の出逢いは?
大学の頃から通ってます。中古のシンバルやスネアをよく漁りに来てました。帰国して本格的に活動するようになってからも定期的にお世話になってましたが、今のスタッフさんになってからは友達の家によるくらいの感じで近く来たら顔出しちゃってますね。
Q2:松下さんが立ち上げた、TARA:NOME products について教えてください。
こんなのあればなーってのを随時形にしていってるのでどんどん進化していくと思います。今もオフのタイミングで思いつきで新作つくってます。特に気をつかってるのは音量感で、あくまでドラムの添え物、主役にならないようにしてます。見た目はそのぶんエグミが残るようにしてます。
Q3:ロックイン新宿店ドラム・フロアのスタッフにメッセージを!
いつもサポートありがとうございます! 俺はもう勝手にファミリーだと思ってるのでこれからも仲良くしてください。あいらぶろっくいん新宿。