番外編：Rikuzantakata×Decora43（陸前高田×デコラ）
“Matsu” Limited Cajon

ここでは、はたけやまの生まれ故郷でもある岩手県陸前高田市にまつわる特別なカホンを紹介。残念ながら入手はできないのだが、東日本大震災から生まれた奇跡の1台なので、今回番外編としてここに掲載！

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音のまとまり、スーパー・ハイから
低音までバランスが素晴らしい
叩くエリアが広いので手が大きい人も演奏もしやすい

【You’s Comment】このカホンは、東日本大震災で被災した陸前高田市の高田松原の松を利用して製作されたものです。10年間被災した松を保管していた材木屋さんに木材を寄付していただき、Decora43に依頼して3台のカホンに生まれ変わりました。これはその1台になります。
　音のまとまり、バランスが素晴らしくて、スーパー・ハイが出せる仕様も他のデコラ・カホンと同じです。針葉樹の柔らかい特徴を生かして予定より厚めに胴体を仕上げてあるそうで、“赤松は低音がまとまるイメージ”と製作者が言う通り、このカホンは他のデコラ・カホンより低音がより出ている気がします。
　幅広タイプなので、より低音が出るというのと、叩くエリアが広いので手が大きい方も演奏しやすいというのもあります。
　ザラザラの打面なのでブラシも使えます。叩き分けられると1つの打面でたくさんの表現ができると思います。