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今オススメのカホンを叩く!#2 feat. KAZU OF THE LEGEND

  • Contents & Text:Rhythm & Drums Magazine/Photo:Takashi Yashima
  • Review:KAZU OF THE LEGEND/Special Thanks:G-ROKS Studio

MEINL (マイネル)from Germany
ARTISAN EDITION CAJON TANGO LINE
[AETLBE]

※画像はクリックすると拡大できます。

ARTISAN EDITION CAJON TANGO LINE [AETLBE]
オープン・プライス(市場想定価格:¥33,000/税込)
背面。中央にサウンド・ホールが空けられており、下部にはマイネルとペポテ・ロゴが並んでいる。
1つ前のカンティーナ・ライン/リンバと同様、打面(こちらはユーカリ材)のエッジ部にはRが、打面中央部には窪みがついている。
響き線はメタル・マイクロコイル・ストリングス3本×2という仕様。

ビートが作りやすいカホン
細かいフレーズや繊細なプレイも◎

KAZU’s Comment……基本的に音の重心が低く、低音と高音の差がはっきりしているので、ビートが作りやすいと感じました。アタックはしっかりと出るのですが、全体的にはタイトかつハイエンドな音色という印象。個人的には扱いやすく好みなサウンドです。高音はパリっとした感じで反応も良いので、細かいフレーズや繊細なプレイにもその威力を十分に発揮してくれそう。木が鳴っている感じもあり“さらに育てていきたいカホン”だと思いました。

MEINL’s Message……ARTISAN EDITION SERIESカホンで、安価帯となるタンゴラインの打面裏には“ペポテ”氏考案の 3 本のメタル・マイクロコイル・ストリングスを2対内蔵しています。打面材はユーカリ材を採用、打面の内側全体にわたってストリングスを張ることで、クリスピーなスネア・サウンドを実現しやすく、オーソドックスながら独自のハイレスポンスを持つモデルです。打面およびボディ上部の角部分は丸みを帯びており、さらに親指部分に窪みを設けたことで、快適な演奏性を実現しました。ボディには7 プライ(約9mm)のバルティック・バーチ材を使用しており、明瞭さと温かさを持つ豊かでパンチの効いたトーンを奏でます。

Specification
●材:[打面]ユーカリ
[側面]バルティック・バーチ7プライ(9mm厚)
[裏面]バルティック・バーチ7プライ(9mm厚)
●サイズ:285mm×298mm×482mm(WDH)
●響き線:あり(メタル・マイクロコイル・ストリングス3本×2)
●その他:

取り扱い:キョーリツコーポレション
製品公式サイト