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今オススメのカホンを叩く!#2 feat. KAZU OF THE LEGEND

  • Contents & Text:Rhythm & Drums Magazine/Photo:Takashi Yashima
  • Review:KAZU OF THE LEGEND/Special Thanks:G-ROKS Studio

HM CAJON (エイチエム・カホン)from 鹿児島
HM CAJON STD-PRO

※画像はクリックすると拡大できます。

HM CAJON STD-PRO/¥32,728(税込/送料別)
背面。サウンド・ホールが左右非対称になっているルックスもデザインのアクセントに。

サウンド・ホールをカホン下部(奏者左手側)に設計することで、マイキングの自由度が向上したという。
響き線はストリング・タイプで、左右2本×2の4本。ペグを使ってテンションの調整が可能となっている。

全体的に“音が深くて温かい”
低音と高音の差をはっきりと出せる

KAZU’s Comment……第一印象としては全体的に“音が深くて温かい”と思いました。シンプルな作りから導き出されるのか、低音の伸びが豊かです。また打面の上側は端をネジで止めない仕様になっているので、スラップして叩いたときにアタック音がしっかり出て、低音と高音の差をはっきりと出すことができると思います。濵﨑さんを自分が知っているからということもありますが、温かい人柄が出ているのがよくわかる逸品。スタンダードな1台として、初めてカホンを買う方にもオススメです。

【HM CAJON‘s Message……打面にバーチ(白樺)合板を使用した上級モデル。高音、低音のバランスが良く誰が叩いてもねらった音が出しやすい。いろんなメーカーから個性的なモデルがたくさんリリースされて、ユーザーとしてはどれを買っていいか悩む人も多いと思います。心の底には「失敗したくない」という気持ちがあると思います。そんな中でHM STD-PROは「コレ買っとけば間違いないよ」って自信を持って言えるモデルだと言えます。これといった特徴は特にないけれど基本に忠実に。シンプルだから表現力は無限大。カホンらしいカホン。シンプルな構造で壊れにくく安定した音色をいつまでも。を目指して設計しています。初見より、初試打のときより使えば使うほどその良さが伝わる。これからカホンをはじめたい初心者から、ベテランまで満足していただける“一箱”だと思います。

Specification
●材:[打面]ホワイトバーチ合板
[側面]ウォルナット突板合板
[裏面]ウォルナット突板合板
●サイズ:300mm×300mm×450mm(WDH)
●響き線:あり(ストリング・タイプ計4本ペグ調整式)
●その他:つや消しクリア塗装仕上げ

取り扱い:HM CAJON
製品公式サイト