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【ドラマガ4月号掲載】“勇退”インタビュー Case 1 – SATOち[MUCC]

  • Interview & Text:Rhythm & Drums Magazine Photo:Seitaro Tanaka(田中聖太郎写真事務所)、Susie

リズム&ドラム・マガジン2021年4月号掲載企画

“勇退”インタビュー
〜スティックを置くドラマーたち〜

同郷のメンバーと築き上げたロック・バンド=MUCCの屋台骨として23年間活動を続け、ドラムとストイックに向き合いながら多彩な楽曲を支えてきたSATOち。そして、[Alexandros]への加入から10年間、圧倒的な個性と独自のグルーヴでバンドを勢いづけ、メイン・ストリームへと押し上げた庄村聡泰。重要なポジションを担ってきた2人の“勇退”発表を受けて、発売中のリズム&ドラム・マガジン2021年4月号では、彼らへのラスト・インタビューを掲載。そのチラ見せとして、まずはCase 1=SATOちのセクションを一部お届けしよう。

Case 1 – SATOち[MUCC]

強靱なバック・ビートでバンドを鼓舞しながら、真摯に自身のプレイを磨き上げてきたMUCCのSATOちが、今年5月を最後にバンド脱退/ドラマーを引退するという知らせは、そのコンスタントな活動からは予想だにしない“電撃発表”だったと言える。発売中のドラマガ4月号掲載のインタビューから、ここでは、“勇退”を考え始めたタイミングと昨年末の日本武道館公演について語られたセクションを紹介。

リクエストに対して
身体がうまく反応できなかった

●SATOちさんがMUCCから脱退されるという知らせを受けたとき、これまでのコンスタントな活動からは想像もつかなかったことだったのでとても驚きました。脱退を考え始めたのはいつ頃だったんですか?

SATOち:結成20周年という節目があったり、それ以降もいろいろな活動が控えていたので思い止まってきた感じなんですけど、実は、数年前から脱退を考えるようになっていました。自分のドラム・スキルとかの関係で、“こういうふうにできたらアンサンブルがうまくいくのに”っていうプレイができない場面がけっこうあったりして。

毎回メンバーに対しても申し訳ないなと思っていたんですけど、それが積もり積もって限界を感じたのが、去年リリースした『惡』のプリプロのタイミングでした。リーダー(ミヤ/g)からのリクエストに対して、身体がうまく反応できなくて……それが決め手になったという感じですね。

Best Album『明星』
朱(MAVERICK) MSHN-096
4月21日発売

●盤石なプレイでMUCCの音楽を支えられているように見えていましたが、長年そういった思いを抱えていたんですね。昨年12月2日の脱退発表から、同27日に迎えた日本武道館のワンマン“惡-The brightness world”は、どんな意識で臨んだのでしょうか?

SATOち:発表から1回目のライヴだったのと、“まだ、(ツアー・ファイナルを迎える)5月まであるから”という感覚だったので、脱退についてライヴで触れることも、考えることもせず、という感じでしたね。バンドを始めた当初みたいに“楽しくやれれば良いな”という思いで臨んだんですけど、本番中は緊張でガッチガチでした(苦笑)。終わってから後輩達が「ライヴ、良かったです!」と言ってくれたのが救いですね。


▲MUCC [L→R]
YUKKE(b)、SATOち(d)、逹瑯(vo)、ミヤ(g)

●ラストに演奏された「明星」の歌詞は、SATOちさんの引退を踏まえてメンバー全員で作られたそうですね。

SATOち:はい。俺が書いた詞をベースに、まずYUKKE(b)が一部をアレンジして、そこに逹瑯(vo)が手を加えて、最後にリーダーがまとめていったという感じです。俺はストレートな表現しかできないので、1回目はけっこう暗い歌詞になっちゃったんですよ。それで逹瑯に「今回の脱退は前向きなものなんだから、もうちょっとSATOちの明るいところを見せていった方が良い」と言われて一度直して、“ちょっと明るくなったかな?”くらいのものをアレンジしてもらって、形にした感じですね。

・・・

インタビューの一部公開はここまで。ドラマガ本誌2021年4月号では、4月21日に発売となるベスト・アルバム『明星』での再録曲や、印象深いライヴについて、そして、勇退に関する現在の心境や今後のドラムとの向き合い方まで存分に語ってもらっている。さらに、昨年末の日本武道館&現在開催中のツアーでのドラム・セット情報や、縁のあるドラマー達からのスペシャル・メッセージも掲載! メモリアルな内容になっているので、ぜひチェックしてみてほしい。

⬇︎インタビュー掲載号はこちら

リズム&ドラム・マガジン2021年4月号

リズム&ドラム・マガジン21年4月号

【SATOち掲載企画】
“勇退”インタビュー〜スティックを置くドラマーたち〜

★メッセージ・コーナー
“Cheering Messages for SATO-CHI”登場ドラマー

Tetsu[D’ERLANGER]
Sakura[gibkiy gibkiy gibkiy、Rayflower、ZIGZO、他]
ネロ[メリー]
晁直[lynch.]
松田晋二[THE BACK HORN]
HIROSHI[ROTTENGRAFFTY]

【Cover Artist】青山英樹

●特集①
音楽シーンを鼓舞する新たな才能たち
NEW GENERATION DRUMMERS 2021
Feat. YOYOKA、Kaito[インナージャーニー]、泉 大智[DISH//]

●特集②
Drummer’s Drummer 100
・バンド・ドラマーが選ぶ 2021年こそライヴで見たい海外ドラマー/対バンしてみたい海外バンド
・セッション・ドラマーが選ぶ 共演してみたい夢のメンバー

●特別企画【付録映像連動】
ドラマーのためのFinger Drums入門 feat. STUTS、熊井吾郎、茂木欣一

●Interview
石若 駿
デイヴ・グロール&テイラー・ホーキンス[フー・ファイターズ]
茂木欣一[東京スカパラダイスオーケストラ]

●”勇退”インタビュー〜スティックを置くドラマーたち〜
SATOち[MUCC]
庄村聡泰[Alexandros]

●close up!【付録映像連動】
CANOPUS Yaiba 24 Kitの実力 feat.玉田豊夢

●Products Report①
VOX Telstar Maple Kit feat.ゆーまお[ヒトリエ]

●Products Report②
British Drums Co. feat. LEA[GALNERYUS]

●STUDIO GREAT
Vol.04 島村英二

●セルフィー・セミナー “the SPECIALIST”【付録映像連動】
Feat.響[摩天楼オペラ]、Koh、土間リョウ

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