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動画で体感!アコースティックエンジニアリングが手がけた”ドラムが叩ける自宅スタジオの音”[合原晋平宅スタジオ]
- Contents & Text:Rhythm & Drums Magazine
- Drum Performance & Recording:Shinpei Aihara
- Movie:Shigeki Azuma
時代と共に進化する
プロ・ドラマーの“宅録事情”
“自宅で思いきり音を出したい!”、“いつでも楽器を鳴らせる環境を手に入れたい!”……自分のスタジオを持ちたい願望は、楽器を演奏する人ならば誰もが思うこと。そんな“マイ・スタジオ”の夢を実現してくれるのが、プロ用のスタジオやライヴ・ハウスの防音/音響工事も行う、アコースティックエンジニアリングだ。そんな夢の空間を10年以上に渡り紹介してきた本誌人気連載企画、ここでは自宅スタジオの“音/響き”をフィーチャー。今回はコロナ禍以降、急速に高まる“宅録事情”にスポットを当てて紹介していく!
コロナ禍以降、外出制限や人との接触を避けるため、自宅スタジオでのドラム録音需要が大きく増加。動画と連動した録音やドラム音源のデータ納品など用途はさまざまだが、レコーディング機材が手に届きやすい価格帯に、そしてテクノロジーの進化で扱いやすくなったこともあり、高額な機材投資をしなくても&録音経験が少なくても本格的かつ質の高いドラム録音が可能になり、今、プロ/アマ問わず熱い注目を浴びている。自宅スタジオにて、自ら演奏をして、自ら録る……今回は、夢のような環境を実現したプロ・ドラマー=合原晋平のプライベート・スタジオを訪ねて、どのような録音機材でレコーディングしているかに迫った。
▼Check This Out!▼
★「HI FIVE」配信サイト(https://takahashiyu.lnk.to/highfive)
マイホームを購入するタイミングで自宅スタジオを作ることを決意した合原。もともと、電子ドラムを使ってMIDI録音の仕事もこなしていたそうだが、スタジオ完成のタイミングで本格的にアコースティック・ドラムの録音を勉強していったとのこと。
※画像はクリックすると拡大できます。
合原の自宅スタジオ詳細が紹介されている
リズム&ドラム・マガジン2022年4月号はコチラ!
今回収録した動画は、シンガー・ソングライターのchise(チセ)の書き下ろした「トレードオフ」の歌入れ前音源にアコースティック・ドラムを録音するという想定のもの、ファンク調のフリー音源にアコースティック・ドラムを録音したもの、ドラム・セット単体の音が確認できるサウンド・チェック風のもの、計3パターンとなっている。
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宅録事情を語ったインタビューは次ページから!