SPECIAL
UP
アコースティックエンジニアリング meets Tatsuya Amano〜プロ・ドラマーが体感したショールーム・スタジオの響き #4〜
- Recording:Koichi Hara/Movie:Akito Takegawa
- Photo:Taichi Nishimaki/Akito Takegawa(*) Text:Isao Nishimoto
部屋鳴りが良いとプレイもノってくる
ずっと叩いていたくなりました
Tatsuyaが述べた「めちゃくちゃ気持ち良い響き」のスタジオに出会うのは貴重なことだという。
Tatsuya「アンビエンスが響きすぎたり、デッドすぎたりというスタジオは今までけっこう経験してきているんですけど、ここまでナチュラルに響くスタジオって、なかなかないんですよね。本当にバランスが良くて、気持ち良いなと思いました」。

そんな部屋の響きが、プレイに与える影響も大きいとTatsuyaは言う。
Tatsuya「部屋鳴りの感じも含めて、ドラムの生音からインスピレーションを受ける部分は大いにあります。鳴りが気持ち良ければプレイもノってくるし、フレーズもどんどん生まれてきます。今回の演奏もすごく気持ちが乗ったし、ずっと叩いていたくなりました」。
レコーディングされた音についても、「本当に自然な感じでした」と好印象。
Tatsuya「叩いているときに聴こえる音とどれくらい差があるんだろうと思っていたんですけど、イメージのまんまの音で……ナチュラルな出音がそのまま録れるんだなとびっくりしました」。
さらに今回は、スタッフが叩くドラムをドアの外で聴いてもらい、遮音性についてもチェック。このショールーム・スタジオは一般的なオフィス・ビルの中にあり、入交氏は「Tatsuyaさんのドラムは本当に音が大きいので、上の階から苦情が来たらどうしようって少し心配だったんです」と明かしたが、もちろん問題なし。Tatsuyaも「ここまで遮音できるんだ、と驚きました」と話していた。
Tatsuya「響きと遮音性のバランスってすごく難しいんだろうなというイメージがあって、そこのバランスが本当に良いなと感心しました。自宅では電子ドラムで練習しているんですけど、こんなふうにアコースティック・ドラムも叩ける環境を作れたら最強ですね」。
以前から抱いているという自宅スタジオへの夢が「めちゃくちゃ高まりました」と語ったTatsuya。入交氏も「Tatsuyaさんのようなドラマーに喜んでいただけると、我々としてもすごく成果があったと感じます」と喜びを口にした。

最後に、今回の撮影に対するTatsuyaの総評をうかがおう。
Tatsuya「初めにも話しましたが、このサイズ感のスタジオってけっこう圧迫感が出やすいと思うんです。でもそれが一切なく、自然体なプレイで挑むことができたので良かったです。すごく良い経験になりました」。
アコースティックエンジニアリングとは?
株式会社アコースティックエンジニアリングは、音楽家・音楽制作者のための防音・音響設計コンサルティングおよび防音工事を行う建築設計事務所。1978年に創業して以来、一貫して「For Your Better Music Life」という理念のもと、音楽家および音楽を愛する人達へより良い音響空間を共に創り続け、携わった物件の数は2,000件を超えている。現在も時代の要請に答えながら、コスト・パフォーマンスとデザイン性に優れ、「遮音性能」、「室内音響」、「空調設備」、「電源環境」、「居住性」というスタジオの性能を兼ね備えた、新しいスタイルのスタジオを提案し続けている。
株式会社アコースティックエンジニアリング
【問い合わせ】
TEL:03-3239-1871
Mail:info@acoustic-eng.co.jp
住所:東京都千代田区九段北2-3-6九段北二丁目ビル
HP:https://www.acoustic-eng.co.jp/pro/
過去のドラマガWebでの連載はこちら
↓デジマート・マガジンの連載ページはこちら↓
