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    【ドラマガ21年4月号掲載】ドラマーのためのFinger Drum入門

    ようこそ!
    フィンガー・ドラムの
    素晴らしき世界へ

    リズム&ドラム・マガジン2021年4月号の特別企画として展開する、“ドラマーのためのFinger Drum入門”。近年ライヴ・パフォーマンスの面でも注目を浴び、ステイホームで演奏できるツールとしても高い人気を博しているフィンガー・ドラムを、ドラマー向けに解説し、その魅力をたっぷりお伝えしていく。ここでは、そのコンテンツの見どころを一挙紹介。

    Lecture on “Finger Drum”

    冒頭では、弊社から刊行される書籍『DTMerのためのフィンガードラム入門』と連動し、本書の著者であるスペカン氏をナビゲーターに迎えてレクチャーしていただいた。“そもそもフィンガー・ドラムって何?”という根本的なギモンへの回答から、フィンガー・ドラムで使用する機材、パッドの音色配置/運指標の一例もお伝えしていく。

    【解説】スペカン
    S.P.K.N. Finger Drummer

    Profile●スペカン:5歳からドラムを始め、ジャズ・ドラムで基礎を学んだ後、ロック・バンドで活動を開始。坂田 稔氏、山背 弘氏らに師事。その後サンプラーの可能性に惹かれ、トップMPCプレイヤーKO-ney氏らによる指導のもと、独自のフィンガー・ドラム・メソッドを確立。2006年頃から本格的にドラム講師の活動を始め、モーラー奏法を基礎に、古武術などに共通する身体操作を応用して完全オリジナルのレッスン・メニューやドリルを作成。述べ1,000人以上にアコースティック・ドラム/フィンガー・ドラムを指導している。2019年の本誌主催誌上ドラム・コンテストでは、初のフィンガー・ドラムによる入賞も果たした。 スペカンYouTubeチャンネル→

    大好評発売中! スペカン著
    『DTMerのためのフィンガードラム入門』
    も併せてチェック!!

    本書は、“これから始めたい”という方から、“DTMで少し使っていたけど、パフォーマンスとなるとわからない”という方にまで、フィンガードラム用の音色や指の配置/ドラム音源の配置変更方法/上達のための練習方法などなど、わかりやすく解説! さらに、基礎トレーニングから、実践的なリズム・パターンやフィルインを使ったトレーニングまで、さまざまなメニューもご用意しています。

    ▼書籍連動のフィンガー・ドラム練習動画は、リズム&ドラム・マガジン公式YouTubeチャンネルで確認できます! 本誌と併せてチェック!!

    Interview Line Up!

    インタビューでは、シーンを賑わすMPCプレイヤー=STUTS/熊井吾郎、そしてドラマー視点から東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一の3名が登場。彼らの視点を通して、フィンガー・ドラムの魅力をお伝えすると共に、実際はどんなふうに使っているのかなど実用的なお話も。さらに、STUTS、熊井のFinger Drum映像が付録DLコードから視聴可能!

    ●茂木欣一[東京スカパラダイスオーケストラ]

    まず初めにご登場いただくのは、東京スカパラダイスオーケストラのドラマー、茂木欣一。普段からライヴ/作曲/ビート・メイクで活用するのみならず、フィンガー・ドラムのパフォーマンス動画をアップするなど、MPCは自身の音楽活動で欠かせないアイテムであるそう。ここでは、ドラマー的視点からその魅力を語ってもらった。さらには、現在の茂木の愛用機材も紹介! 生ドラムとは異なる新しいグルーヴの形を追求する上で、有効なヒントが得られるだろう。

    Profile●もてぎきんいち:1967年生まれ、東京都出身。東京スカパラダイスオーケストラのドラマー。大学在学中、佐藤伸治、小嶋謙介と出会い、フィッシュマンズを結成、91年にメジャー・デビュー。01年より、東京スカパラダイスオーケストラに正式加入し、20年にはバンド結成30周年を迎える。21年3月、ニュー・アルバム『SKA=ALMIGHTY 』をリリース。

    ●STUTS

    続いては、多彩なミュージシャン達とジャンルレスにコラボしつつソロ活動からトラック制作まで幅広く活躍し、MPC による鮮やかなビート・メイクとライヴ感溢れるパフォーマンスで惹きつける凄腕プレイヤー、STUTS。インタビューでは、生ドラムに通ずるサウンドやアプローチをフィンガー・ドラムに落とし込んでいると話し、そのスタイルを紐解いていく。躍動感たっぷりに演奏してもらったフィンガー・ドラム映像も必見!

    Profile●スタッツ:1989年生まれ。MPCプレイヤー/トラックメイカー。13年2月、ニューヨーク・ハーレム地区の路上でMPCによるライヴを敢行し、オーディエンスが踊り出す動画をYouTubeで公開して話題となる。16年4月、1stアルバム『Pushin’』を発表し、メジャー・デビュー。2020年9月にはソロ作品としては初のミニ・アルバム『Contrast』をリリース。数多くのアーティストとコラボし、ライヴや作品に参加する傍ら、楽曲プロデュース/制作なども行う。

    ●熊井吾郎

    ラストは、トラック・メイカー/ DJ としても活動し、KREVA を筆頭にDef Tech、SIRUP など数多のアーティストのライヴ・サポートを務めてきた実力派MPC プレイヤー、熊井吾郎。“ 鳴り” を重視しているという彼が、フィンガー・ドラムならではのサウンドの可能性について語ってくれた。さらに過去のライヴや作曲で重宝していた機材へのこだわり、サンプリングの魅力を熊井の視点から深掘り。付録映像では、往年の“80年代ドラム・マシン” サウンドで聴かせるクールなフィンガー・ドラムがチェックできる!

    Profile●くまいごろう:1983年生まれ、青森県出身のMPCプレイヤー/トラックメイカー/DJ。11年開催『2011 GOLDFINGER’S KITCHEN』BEATCROSS部門にて日本一に。KREVAのバックDJ、MPC/マニピュレーターをはじめ、Def TechやSIRUP、NakamuraEmiのライヴ・サポートも行う。その他、サイプレス上野、マホトなど数々のアーティストへの楽曲提供や、TVドラマのサウンド・トラックやCMソングの制作、LIVEエンターテインメントショー「 XFLAG PARK 2017」への出演など、その活躍は多岐に渡る。

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    リズム&ドラム・マガジン2021年4月号

    ドラマガ2021年4月号をチェック! STUTS、熊井吾郎のFinger Drumming映像も必見です!