ポルノグラフィティ、aiko、井上陽水、HOUND DOGなど、独自の世界観を持つアーティスト達を支えるMASUKE。ポルノグラフィティの“NIPPONロマンスポルノ‘19〜神vs神〜”のリハーサル現場で撮影した彼のドラム・キットは、細部まで吟味されたこだわりの1台。ドラムはパールのプレジデント・シリーズ。ファイバー・シェルを採用した70〜80年代パールを代表するモデル。打面中央にガムテープを貼り、フロア・タムには鹿の革をクリップで止めてミュート。スネア・ドラムはジルジャンのシンバル・アロイを使ったノーブル&クーリィの深胴シェル。打面にはローランドのドラム・トリガーをセット。ボルトに装着されているチューニング・キーは、Mike Curottopというヴィンテージ・ドラム・コレクターが趣味で作ったブロンズ製のもので、MASUKEのお気に入り。機材のセレクトからもわかるように、ドラムはあくまで生音重視で、スネア、そしてバス・ドラムに装着したトリガーは、作品の音に近づけるために、倍音成分を加味しているという。シンバルはすべてセイビアン。フロントに突き出すように並ぶ大口径のシンバルはインパクト抜群。