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    Interview – mika[Morfonica]

    • Interview & Text:Rhythm & Drums Magazine Photo:Satoshi Hata(Live)、Masaya Onodera(Drum Kit) Special Thanks:Bushiroad Music

    自分だけの思いではなく
    演じるキャラクターの思いも汲んで演奏に乗せていくことが
    今後ドラマーとして成長していく上でのスパイスになる

    アニメ、コミック、声優によるリアル・ライヴと、コンテンツを幅広く展開し話題となっているメディア・ミックス・プロジェクト=BanG Dream!(バンドリ!) 本誌20年10月号でお届けした大橋彩香[Poppin’Party]×夏芽[RAISE A SUILEN]×櫻川めぐ[Roselia]によるドラマー鼎談に続いて、ドラマガWebでは、今年新たに始動した第4のリアル・バンドMorfonica(モルフォニカ)のドラマー、mikaへインタビュー。講師として大橋と櫻川にドラムレッスンをしてきた彼女のルーツに迫ると共に、本プロジェクトならではの魅力について語ってもらった。

    何をやっても長続きしなかったのに
    ドラムだけは楽しんで取り組めたんです

    ●BanG Dream! 第4のリアル・バンド=Morfonicaに参加されたmikaさんですが、まずはドラマーとしてのルーツからうかがいたいと思います。ドラムを始めたきっかけは?

    mika 高校生のときに、友達とバンドを組むことになったのがきっかけです。3歳のときからマリンバをやっていたので、周りからも「打楽器をやっていたなら、ドラムだね」と言われて始めることになりました。ドラムを希望していたというより、座って演奏できる楽器がいいなと思って始めたんですけど(笑)、続けるうちに、もっといろいろ知りたいと思うようになって。

    高校の卒業後は東京に出て、専門学校のドラム・コースに入学して本格的に学んでいきました。私は結構飽き性で、何をやってもあまり長続きしなかったのに、ドラムだけは楽しんで取り組めたんです。

    ●当時よく聴いていた音楽ジャンルや、影響を受けたドラマーは?

    mika 高校生のときは、タワー・オブ・パワーとか、ファンク寄りの曲を聴くことが多かったですね。あと、私は女性がドラムを叩くっていうことに魅力を感じていて、SATOKOさんとか、臼井かつみさんに影響を受けました。

    ガールズ・バンドがすごく好きで、みんな華やかで可愛らしいのに、演奏中はすごくカッコ良く見える場面もあったりして、見ていると元気をもらえます。女性ドラマーがこれからもっと増えて、みんなで盛り上がっていけたらいいなと思いますね。

    ★大橋彩香[Poppin’Party]×夏芽[RAISE A SUILEN]×櫻川めぐ[Roselia]が登場!
    BanG Dream! ドラマー鼎談掲載号

    リズム・ドラム・マガジン20年10月号

    ●確かに最近、女性ドラマー人口は増えてきている印象です。BanG Dream!プロジェクトでは、mikaさんはもともと講師として、大橋彩香[Poppin’Party]さんと櫻川めぐ[Roselia]さんにドラムを教えてきたんですよね?

    mika はい。ドラマーは後ろにいるので客席から見えないことも多いんですけど、大橋さんや櫻川さんが、あんなに上手にドラムを叩いているんだっていうところはもちろん、バンドで演奏しているときのしなやかな動きとか、一生懸命だけど、たまに見せてくれるすごく可愛らしい笑顔とか……“こんなに可愛くて、カッコいいんだぞ!”という魅力がお客さんにも伝わるように、私もファン目線に立って研究しながらレッスンしています。

    ●Morfonicaに参加されたことで、mikaさんはこのプロジェクトで演奏する側としての立場も経験することになったわけですが、心境としてはいかがでしたか?

    mika 突然、“次、挑戦してみない?”と連絡をいただいたんですけど、まさか自分がMorfonicaとしてリアル・バンドに参加するなんて思ってもみませんでした。

    ●Morfonicaのメンバーは、mikaさんとバイオリニストのAyasaさんはミュージシャンとして、進藤あまね(vo)さん、直田姫奈(g)さん、西尾夕香(b)さんは声優として活動されているんですよね。

    mika そうですね。西尾夕香ちゃんはもともとバイオリンをやっていたり、直田姫奈ちゃんも、エレキは初めてだけど、アコースティック・ギターで弾き語りをしていた経験があるんです。メンバーと初めて合わせたときは、Morfonicaのキャラクター達と同じように、それぞれがぴったり寄り添ってお互いを支え合おうとしている感覚があって、うれしかったのを覚えています。“このバンド、すごく楽しいな”と思いましたね。

    私は初めて声優に挑戦したので、そういうところは声優のメンバーに相談したり、楽器ができるメンバーには声優チームの子が演奏の相談をしたり……そういうふうにして、みんなで一緒に頑張れている気がします。

    Morfonica(L→R)
    Ayasa(vln/八潮瑠唯役)、西尾夕香(b/広町七深役)、進藤あまね(vo/倉田ましろ役)、mika(d/二葉つくし役)、直田姫奈(g/桐ヶ谷透子役)

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