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    【今、読みたい“リズム&ドラム”対談】河村“カースケ”智康×STUTS【2021年1月号】

    “生ドラム×MPC”対談
    シンクロするビート&グルーヴの新機軸

    2021年1月号の特別企画、「今、読みたい“リズム&ドラム”対談」より、日本のポップス・シーンの一翼を担うビートを生み出してきたグルーヴ・マスター、河村“カースケ”智康と、ライヴ感溢れるパフォーマンスで惹きつける凄腕MPCプレイヤー、STUTSの“生ドラム×MPC対談”の内容を一部チラ見せ! 通底するグルーヴ&サウンドの捉え方を語ってくれた。ここでは、星野 源バンドでの2人の馴れ初めから、セッションで感じたお互いの印象について話してくれた部分をお届けします!

    ●星野 源さんのバンドでもお馴染みのお二人ですが、今日はさまざまな視点からリズム、ビートについてお話をうかがっていきたいと思います。

    カースケ 普段はくだらない話しかしてないから(笑)、音楽のことで突っ込んだ話はあんまりしたことないかもね。

    STUTS そうかもしれないです。カースケさんに聞いてみたいことがいっぱいあったので、本当に楽しみです。

    ●まずは星野さんのバンドでの関わりからおうかがいしたいのですが、カースケさんはSTUTSさんがMPCプレイヤーとして参加されると聞いたときのことを覚えていますか?

    カースケ 最初は別に、STUTSっていう人が来ますよっていうのは一言もなくてさ(笑)。源ちゃんの「アイデア」って曲のフル・バージョンを作ることになったときに、生ドラムを俺が叩いて録音して、そのあと完成したのを聴いたら、あの形になってたの。“こんなふうになったんだ!”って驚いたよ。2コーラス目からはSTUTSが演奏したビートになってるでしょ? これは面白いなって思った。それで、「アイデア」のPVの撮影のときに初めて会って、“あぁ、こいつがSTUTSか”って(笑)。

    Profile|かわむらのりやす●東京都出身。20歳の頃よりドラマーとしての活動をスタート。ぴかぴか、CONX、GRANNY TAKE A TRIPなどのバンドでメジャー・デビュー。その後は、斉藤 誠、白井貴子、仲井戸“CHABO” 麗市、椎名林檎、桑田佳祐、吉田拓郎、コブクロ、星野 源など数多くのアーティストのライヴ/レコーディングに参加。03年にはリーダー・バンド、the bondを結成。12年に自身初の教則作品『Kaasuke Plays Drums』をリリース。

    STUTS そうでしたね(笑)。僕はバンドに参加する以前から星野さんの音楽を聴いていたんですけど、「SUN」がすごく好きだったんです。日本のメイン・ストリームの音楽で、こんなグルーヴのビートがあるんだっていうことに衝撃を受けて、それで調べたらカースケさんがドラムを叩かれていることを知ったんです。なので、ご一緒できることになってすごく光栄でした。

    ●もともと星野さんがSTUTSさんの楽曲を聴いていて、それでオファーがあったんですよね?

    STUTS そうですね、以前から聴いてくださっていたみたいで、「ドラえもん」のカップリング曲「The Shower」で初めて星野さんの曲でやらせていただいて。

    Profile|スタッツ●1989年生まれ。MPCプレイヤー/トラック・メイカー。13年2月、ニューヨーク・ハーレム地区の路上でMPCによるライヴを敢行し、オーディエンスが踊り出す動画をYouTubeで公開して話題となる。16年4月、1stアルバム『Pushin’』を発表し、メジャー・デビュー。2020年9月にはソロ作品としては初のミニ・アルバム『Contrast』をリリースし、自身でラップにも挑戦した曲も収録。数多くのアーティストとコラボし、ライヴや作品に参加する傍ら、楽曲プロデュース/制作なども行う。

    STUTS カースケさんと同じ曲で演奏できたのは「アイデア」が最初でしたよね。

    カースケ うん、あれは組曲みたいになったよね。昔で言うならば、「ボヘミアン・ラプソディ」の現代版みたいな。展開がたくさんある曲なのに、聴いていて自然に仕上がっていて、面白いなと思った。

    ●それこそ、MPC が入ってくることで、展開にメリハリがついていますよね。

    カースケ そうなんだよね。STUTSのMPCのビートは、構築されたグルーヴがあって、アンサンブルしているのが面白い。源ちゃんの音楽はそういうのを求められたりすることが多いからね。

    STUTS ありがとうございます。あれは打ち込みっぽい、正確なグルーヴがカッコいい感じだったので、それを意識しました。もちろん作曲段階では、星野さんの方にわりとイメージがあって、それをもとに“こんな感じかな”って作ったものを聴いてもらって、何回かやりとりして調整していったんですけど、最終的に出来上がったものをMPCで生で叩いて録音したり、ライヴでも演奏したり。

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    この続きは発売中のドラム・マガジン2021年1月号にて!

    本誌でも引き続き、セッションを通して感じたMPCと生ドラムの違いや共通項、ビートやグルーヴの捉え方について語る! さらに、星野 源バンドでのサウンドを支える2人の愛用機材も紹介!!

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