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    Interview – マイキ[ラトゥラトゥ]【2020年10月号先行公開】

    ネット発の新世代ドラマー&クリエイター

    YouTube本格始動1年半でチャンネル登録者数は40万人を超え、“叩いてみた動画”界に彗星の如く現れたクリエイター、マイキ。チャンネル登録者数150万人超えのトップ・クリエイター、タケヤキ翔とのユニット、ラトゥラトゥでは、ドラムはもちろん、ギター/ベース/キーボード、さらに作曲編曲/MIX/VJまで担当しているマルチ・プレイヤーだ。動画投稿をはじめ、各SNSを駆使し、まさに新世代を象徴するような活動を展開している彼に、ドラマガが初インタビューを敢行。9月16日発売の本誌10月号の掲載に先駆け、内容を少しだけお見せしよう。

    ドラムを始めた頃は
    a crowd of rebellionやCrossfaithを
    よくコピーしていました

    ●ドラム以外にもいろいろやられていて、最近はギターやベース、ピアノの弾いてみた動画もアップされていますが、もともとどういうきっかけで楽器を始めたんですか?

    マイキ 両親が音楽をやっていたんです。母がピアノの先生で、父が作曲や楽器全般をやる人なので、楽器の入りがどれだったかは、正直思い出せないですね。どれも均等に、同じくらいやってきたと思います。

    ●ドラムも幼い頃から?

    マイキ 小学校くらいからだったと思います。最初は親の楽器を触るくらいで、中学からは吹奏楽部に入って、ドラムを叩きたくて打楽器を選びました。音階楽器も小さい頃からやっていたので苦手というわけじゃなかったんですけど、その頃はダントツでドラムが好きだったんです。中3あたりからバンドを組み始めて、高校はもうバンドばっかりでした。本格的にロック・ドラムを叩き始めたのもその頃からですね。

    ●福岡のESPのオープンキャンパスにゲスト出演をしたこともあるそうですが、高校卒業後はESPに進学されたんですか?

    マイキ いや、バンド時代にESP福岡の講師の方と知り合って、そのつながりですね。だから実は、ドラムを誰かに習ったことというのはほとんどないんです。親から教えてもらっていた時期もあったんですけど、ほぼ我流になっちゃいましたね。

    ラトゥラトゥ(L→R)タケヤキ翔、マイキ
    「東京アップデート」
    配信限定
    01 東京アップデート
    02 東京アップデート(Instrumental)

    詳細はこちら

    ●フォームがすごく綺麗なので、習っていたりしたのかと思いました。身体がブレないのに、全身を使って大きく見せるプレイは、観ていて本当に楽しそうで、ワクワクします。

    マイキ いや僕なんてめちゃくちゃですよ(笑)。でもそう言っていただけるとうれしいです。大きく見せるのは常に心がけていますね。

    ●参考にしているドラマーはいるんですか?

    マイキ 一番好きなドラマーはFEVER 333のアリック・インプロタですね。海外のドラム・ソロ動画を手当たり次第観ていたときに、見つけたんです。バク宙とか、ドラマーの枠に捉われないパフォーマンスが異彩を放っているというか、そういうところに惹かれましたね。日本だとCrossfaithのTatsuya Amanoさんです。

    ●叩いてみた動画やラトゥラトゥの曲でも、節々にハードコアな部分は感じていました。

    マイキ バリバリ入ってますよね(笑)。ラトゥラトゥの曲でも、ギターやベースを弾いているのは僕なんですけど、やっぱり、チューニングがドロップBとかになっちゃいます(笑)。ドラムを始めた頃によくコピーしていたのも、a crowd of rebellionやCrossfaithでしたね。

    お見せできるのはここまで!マイキが登場するドラム・マガジン2020年10月はこちら