UP
“鉄板”ドラム・イントロ100〜洋楽“鉄板”ドラム・イントロ30〜
- #アレックス・ヴァン・ヘイレン
- #ヴィニー・カリウタ
- #ウィル・チャンピオン
- #ウリ・カッシュ
- #クリス・デイヴ
- #サイモン・フィリップス
- #ジョシュ・フリーズ
- #ジョセフ“ジガブー”モデリステ
- #スチュワート・コープランド
- #スティーヴ・ジョーダン
- #チャド・スミス
- #デイヴ・ウェックル
- #デイヴ・グロール
- #デイヴ・ラウントゥリー
- #ティコ・トーレス
- #テリー・ボジオ
- #トニー・アレン
- #トラヴィス・バーカー
- #ドラム・イントロ
- #ニコ・マクブレイン
- #ニック・メンザ
- #フィリー・ジョー・ジョーンズ
- #フィル・セルウェイ
- #マックス・ローチ
- #マット・ソーラム
- #マヌ・カチェ
- #ラーズ・ウルリッヒ
- #リチャード“ピストル”アレン
- #リック・マロッタ
- #ロン・ウェルティー
- 譜面&解説&フレーズ選曲:菅沼道昭[る*しろう] Photo by PeopleImages Getty Images
26. 「ハウ・スウィート・イット・イズ」 Drums:リチャード“ピストル”アレン
R&Bの影響を強く感じる、マーヴィン・ゲイの楽曲でのピックアップ・フィル。リズムは典型的なシャッフルとなっており、スネアの連打がクレッシェンドして入ってくるのがポイント。こうした表現からプレイの時代性も感じることができる。
27. 「アフリカン・メッセージ」 Drums:トニー・アレン
アフロ・ビートの生みの親、トニ-・アレンのイントロ・プレイ。彼らの音楽はパートのアタマがわからないような独特なループ感を伴っていて、ドラムのパターン提示で始まる曲が多い。“ドド”というバス・ドラムは、アフロ・ビートのアイコンでリズム構造も独特。
28. 「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」 Drums:スチュワート・コープランド
レゲエとロックの融合を試みた、ポリスの音楽性を端的に示すような曲で、スチュワート・コープランドの巧みなハイハット・ワークが生かされたイントロ・プレイ。レゲエ特有のノリをハイハットだけで表現している点に注目し、そのあとワン・ドロップ型のパターンに入っていく。
29. 「He Won’t Go」 Drums:クリス・デイヴ
エフェクティヴなサウンド(この場合はタンバリン)を使って、プログラミングされたような感覚を人力で作り出すクリス・デイヴによるイントロ・プレイ。現代ヒップホップにも見られるモダンなドラム・アプローチである。非常に味わいのあるグルーヴに仕上がっている。
30. 「スポークス」 Drums:ヴィニー・カリウタ
ポリリズミックなプレイを得意とするヴィニー・カリウタの実力が発揮された超絶的なドラム・イントロのフレージング。このフレーズは3拍4連の5つ割りという、説明を聞くと頭が痛くなりそうなアプローチだが、3拍4連の後に続く16分の3つ割りで曲に入るシンコペーションへは素直につながる頭脳的なプレイとも言える。このアルバムでのギターとドラムのコラボはどれも究極的で 、このイントロからもその一端がうかがえる。