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【MUSCLE WASA-BEAT!! feat.山葵[和楽器バンド]】#9−すとぷり「新春らびゅっと! 」
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和楽器バンド山葵の“叩いてみた”ブログ!!
あの“山葵ブログ”がパワーアップして帰ってきた! その名も『MUSCLE WASA-BEAT!!』(マッスル・ワサビート)。山葵のYouTubeチャンネル「山葵ちゃんねる」とコラボし、原点でもある“叩いてみた”動画を新たに撮り下ろし、プレイについて解説! 第9回は山葵自身が作詞作曲した、すとぷりへの提供楽曲「新春らびゅっと!」。打ち込み楽曲をドラムでカヴァーする際のポイントや、被り物をするときの注意点も解説!? YES…
#9 すとぷり「新春らびゅっと!」
はいどーも、年末の過ごし方を忘れてしまった、山葵です。
今回は完全に手前味噌ですが、僕が作詞作曲を担当させていただいたすとぷりの楽曲、「新春らびゅっと!」のドラム解説をしていきたいと思います。
実際の楽曲のリズムは打ち込みのサウンドですが、そういった楽曲を生演奏する際の参考にしていただけたらと思います。
楽曲を通して基本的にはシンプルなディスコ・ビートを基調としていて(Ex-1)、このグルーヴを維持したまま色づけしていくアレンジとなっています。
ハイハットは基本的に8分音符ウラにアクセントを入れるのですが、1Aや間奏、アウトロなどではヴォーカルのアクセントに合わせてみました。
時折こうすることで楽曲に寄り添ってるようでいい感じじゃないでしょうか。
1Aのハイハットを聴いてみると、アクセント、ノンアクセント、オープンなどさまざまな音色を奏でているのがわかるかと思います。
オープンひとつとっても、スタッカート気味の“チッ”なのか、少し音符の長い“チー”と伸ばすか使い分けております。
シンバル・ミュートを除けばハイハットはドラム・セットの中で唯一音の長さをコントロールできる楽器です。
こういったベースがグルーヴィな楽曲では音を奏で出す位置だけじゃなく、音符を切る位置(=音符の長さ)を意識すると、より楽曲に馴染むグルーヴになることでしょう。
1サビ前は本来ベース・ソロなのですが、折角のドラムの演奏動画なのでゴリゴリのフィルインを詰めてみました。
譜面に起こすとこんな感じです。
ちなみに今回は動画撮影の当日、思いつきで急遽スタッフさんにドンキでうさ耳を買ってきてもらったのですが、うさ耳を落とさないように気を張りながらの演奏はめちゃめちゃやりづらかったです……。結局最後取れましたし。
というのも、首の動きが固定されるとパフォーマンスが落ちるんですね。
試しに鏡の前で直立した状態で、なるべく脱力しながら両腕をバンザイしてみてください。
すると頭も一緒に多少動くかと思います。
今度は頭をなるべく動かさないように気をつけながらバンザイしてみてください。
先ほどより少し上げづらい感覚があるかと思います。
首に力が入っていると、背中の動きがかなり制限されてしまうため、体が持つ本来のポテンシャルを発揮できなくなってしまいます。
なのでみなさん、演奏中に何か被り物をする際は、ぜひしっかり固定できるものにしましょう。
ではまた!
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