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  • NOTES

    ジャズは難しいと思って敬遠している人、スウィングしようとしてもロック風のシャッフルになってしまう人……そういったドラマー達にオススメしたいのが、誰もが気軽にジャズ体験ができる“敷居の超低い1冊”=『なんちゃってジャズ・ドラム』。ドラマガWebではそのコンテンツの一部を公開! 第7回は、ジャジィにオシャレにプレイできるようになる、“ボサノヴァ”に挑戦!

    ▼CLICK!▼

    #6 ジャジィにオシャレに
    ボサノヴァをプレイ!

    ベーシック・フレーズ

    難易度 ★★☆

    0:00〜:ベーシック・フレーズ

    ブラジル生まれのボサノヴァのリズムもジャズにはよく使われる。本来は2拍子で記譜されることが多く、それを意識した大きなノリで演奏しよう。上の譜例はボサノヴァの典型フレーズ。バスドラはロックっぽくならないように、できるだけソフトに踏むことを心がけよう。

    POINT!

    ▶︎2ビートのフィールを大きく感じて叩こう
    ▶︎バスドラはソフトに踏んで優しい雰囲気を出そう

    うまそうに演奏するためのヒント!

    ★ ボサノヴァについて知ろう

    ボサノヴァは、1950年代の中期頃にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで誕生した音楽で、ジャズの要素を含んだ和音に、サンバをベースにしたリズムを合わせたスタイルが特徴的だ。

    ボサノヴァを確立した人物としては、歌とギターの独特のコンビネーションを生み出したジョアン・ジルベルトや、数多くのボサノヴァの名曲を作曲しているアントニオ・カルロス・ジョビンが特に有名。またサックス奏者のスタン・ゲッツは、ジャズにボサノヴァを取り入れて世界に広めた。

    以下に代表的な作品を3つ挙げてみたので参考にしてほしい。

    Disc 1

    『WAVE』
    アントニオ・カルロス・ジョビン

    Disc 2

    『ジャズ・サンバ』
    スタン・ゲッツ&チャーリー・バード

    Disc 3

    『ゲッツ/ジルベルト』
    スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト

    自宅トレーニングのポイント

    まずはシンプルなパターンで練習しよう

    0:14〜:自宅トレーニング用フレーズ

    ボサノヴァの練習は、まずシンプルなパターンから始めよう。譜例は、Ex-1に挙げた基本パターンの2小節目のみを繰り返す練習だ。ボサノヴァ特有の軽快なノリを出すように心がけよう。これに慣れてきたら、Ex-1の1小節目のみを繰り返す練習もするとよい。

    なんちゃってジャズ・ドラム – BACK NUMBER

    #1 超カンタン! 4分音符でシンバル・レガート

    #2 4ビートで“歌うように”シンバル・レガート
    #3 アップ・テンポの4ビートをプレイしよう
    #4 シンバル・レガートにバリエーションをつけてみよう!
    #5 色気たっぷり! ブラシで4ビート!
    #6 リズム・チェンジの必殺技 2ビートを身につけよう