NEWS

UP

東原力哉の快気を願って、“くのいち”3人がナニワエキスプレスのライヴで“応演”!

  • Text:Shinichi Takeuchi

東原力哉がライヴの出演をキャンセルしたことを発表した。

東原は昨年自宅で転倒して負傷。当面の間、演奏活動を休止し、治療に専念すると公表したが、3月13日(月)から6日間に渡り、大阪のミスターケリーズにて開催されるナニワエキスプレスのライヴには出演の意向を示していた。

しかしながら、回復が間に合わず、苦渋の決断となったようだ。自身のSNSでは、以下のようにコメントしている。

「去年のケガ(圧迫骨折)からこの日のために精進してまいりましたが、回復が間に合わず…。非常に残念でなりません…。トホホ ですが、“チーム力哉”くのいち3名に“応援”いや“応演”を頼みました。皆々様方、ぜひ、お足をお運びいただき、NANIWA EXPRESS Special Live Performanceを体験してください」

東原の言葉にもあるように、今回のライヴは、彼に縁のある女性ドラマーが参加することが決定。『東原力哉全快祈願公演ナニワエキスプレス ウィズ 東原一門くのいち編』銘打って開催される。出演するのは以下の3人。編集部にそれぞれからコメントも届いたので、併せて紹介していこう!

ももぞう:3月13日(月)、14日(火)

5歳でドラムを始め、8歳よりバンド活動を始め、現在自身のバンドでの活動や、さまざまなバンドのサポートなど勢力的に活動を展開。2022年大阪フィルハーモニー会館にて行われたワンコインドラムコンテストにて準優勝を獲得した。

今回力哉さんにお話を頂いた時、何て幸せな夢なのだろうかと、何度も頬をつねりました。未だに実感が湧きません。。力哉さんのドラムは会場全体を一瞬で包み込み、沢山の元気と感動をくれます。いや、そんなもんじゃないです。もっともっと言葉には表せない何か大切なものがそこにはあります。そんな力哉さんのドラムの代打に、こんな私がいいのだろうか。。ちゃんと役目を果たせるのだろうか。。と沢山の想いが溢れましたが、ここはしっかり、東原力哉師匠の復帰を願い力哉さんから頂いた大切なものを届けられるよう精一杯頑張りたいと思います。
力哉さんとの出会いは今回もゲストギターリストとして出演する白山貴史さんが、力哉さんのシグネイチャースネアを私にプレゼントしてくれたのがきっかけでした。元々ナニワエキスプレスさんのライブ映像を見て力哉さんの大ファンだった私を白山さんが繋げてくださいました。本当にあの日がなかったら、今もなかったと思います。
力哉さんとお話をする度、『もっと頑張るぞ』と強く思います。1番尊敬してやまない大好きな大好きなドラマーさんです。どうやっても、何をしても私は力哉さんにはなれなくて。そんな時に力哉さんが伝えてくれた『真似をしても本人にはなることができない。やりたいようにやりなさい。好きなように』このお言葉が忘れられません。尊敬の念を抱き、自分らしく挑んでいきたいです。
そして、また復帰した力哉さんのドラムが聴ける時を楽しみに待っています!!!
今回は貴重な機会を本当にありがとうございます!自分の魂を出し切りたいです!!

東原亜衣:3月15日(水)、16日(木)

村上ポンタ秀一氏の初の一番弟子。東原力哉氏公認の娘ドラマー(※本当の血の繋がった娘ではないです)。

今回のお話を頂戴した時に、最初…夢かなと、、心臓が飛び出る位に驚きました。音楽業界で長きに渡りスタープレイヤーとしてご活躍されている東原力哉さん率いるスーパーバンドNANIWA EXPさんに、自分が参加させて頂ける日が来るなんて本当に夢の様で、身に余る光栄です。
2011年12月 京都RAGでの「NANIWA EXP with 村上”ポンタ”秀一」のイベントで初めてお会いさせて頂き、NANIWAの曲を力哉さんとポンタ師匠のツインドラムでアプローチ、今でも忘れない最高のライブでした!
ポンタ師匠への恩返しが出来る様に、そして力哉さんの全快を祈願して、全身全霊で想いを込めて演奏させて頂きたいと思います!
東原という同じ名字を頂けた事、力哉さんとのご縁を頂けた事、いつも愛情深く親切にして下さり感謝しかないです。
東原力哉さんが復活される日を、心から待ち望んでおります!世界に誇るスーパードラマー東原力哉のサウンドをまた是非聞かせて下さい!!

鳥垣優羽:3月17日(金)、18日(土)

5歳よりドラムを習い始め中学より東原力哉氏に師事。ジャズクラブでレギュラー出演をきっかけにプロ活動をスタート。ジャンルを問わな演奏スタイルで国内・外著名アーティストとの共演を重ね活動中。パーカッションを安藤弘氏に師事。Pearl/SABIAN/REMO Endorsedアーティスト。

NANIWA EXPとの出会いは実家あったレコード「NO FUSE」で雷に打たれた様な衝撃を受けた事に始まります。力哉さんはオンリーワン!バンドにはこのサウンドがあってこそと思っています。もしもLiveまでに復活が間に合わなかったら代打で…という気持ちであることは決まった今も変わりませんが「全快祈願公演」ということを受け、2日間全力で努めさせていただきます。楽しいステージなるよう励みます!
私にとって師匠であり、憧れであり、いつからか父親の様な存在です(笑)。世間ではワイルドで怖いイメージもあると聞きますが、多くを語らず生き様を貫いてゆく姿には優しさがあり沢山影響を受け学ばせていただいています。ドラムの前に座る姿、復活を心待ちにしていますが、体調にはくれぐれも気をつけてくださいー!

「娘達、オレより上手い」と東原がお墨つきを与える3人が、どんなドラミングで彼の無念を晴らしてくれるのか、大いに注目だ。なお、ももぞうと鳥垣は、東原のドラム・セットで、東原は村上氏のセットでプレイする予定となっている。イベントの詳細は下記の通り。

『東原力哉全快祈願公演ナニワエキスプレス ウィズ 東原一門くのいち編』

日程:3月13日(月)~18日(土)/各日2ステージ
会場:ミスターケリーズ
出演:清水 興(eb)、岩見和彦(g)、中村建治(key)、青柳 誠(sax、p)
※東原力哉は療養中のため不参加

-Guest Drummer-
ももぞう(3月13日、14日)
東原 亜衣(3月15日、16日)
鳥垣 優羽(3月17日、18日)

-Guest Guitarist-
白山貴史(3月13日、14日)

詳細はこちら→https://misterkellys.co.jp/schedule2023-03/230313-2/