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フーファイターズがストリーミング・ライヴを配信! 注目のドラマーはジョシュ・フリーズに決定!!

  • Photo:Scott Dudelson/Getty Images

テイラー・ホーキンスの死を乗り越え、活動を再開し、6月にはオリジナル・アルバムを発表、7月にはフジロックへの出演が決定しているフー・ファイターズ。本日、新曲のお披露目を含めたストリーミング・ライヴが配信され、そのドラムの席に座っていたのはジョシュ・フリーズであった。

ジョシュ・フリーズは1972年生まれで、現在50歳。DEVO、The Vandalsのメンバーで、セッション・ドラマーとしてスティング、オフスプリングら数々のアーティストから引っ張りダコ。パワーとスピード、グルーヴと歌心を備えた現在のLAシーンを代表する存在で、本誌でもこれまでに何度もフィーチャーしてきた超売れっ子ドラマーである。

特に2000年代はアヴリル・ラヴィーン『LET GO』、エヴァネッセンスの『Fallen』など1000万枚を超えるメガ・ヒットを記録したアルバムのレコーディングに参加。ナイン・インチ・ネイルズやガンズ・アンド・ローゼズにも一時期メンバーとして在籍しており、彼のプレイを耳したことがある人も多いはず。

エヴァネッセンスの「Bring Me To Life」もジョシュがプレイ!

日本でもB’zや氷室京介、浜崎あゆみ、土屋アンナらのレコーディングでプレイ。中でもTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉はレコーディングはもちろん、ライヴでも共演しており、2008年5月号のドラム・マガジンでは、「歌とドラム」をテーマにした対談で、2人で表紙を飾ってもらった。

ジョシュは昨年行われたテイラーの追悼公演でもプレイしており、実力と実績も申し分なく、新体制におけるドラマーの第一候補として名前が挙がっていたが、今回のストリーミング・ライヴで正式発表となり、フー・ファイターズのドラムの座を引き継ぐことになった。

ストリーミング・ライヴではツーバス仕様の多点セッティングを使用し、パワフルかつタイトなロック・ドラミングを披露。すでにバンドにフィットしていることがわかるサウンドで、フジロックでも圧巻のパフォーマンスを繰り広げてくれることだろう!