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ヤマハドラムによる企画で、“声でバスドラムを操る”システム=VXDの一般公開、電子ドラムのDTXシリーズやEAD10をはじめとする試奏展示、さらにアーティスト・パフォーマンスも楽しめるイベント「Yamaha FUTURE BEAT!」が、7月18日〜8月24日の期間限定で開催中!

本イベントの会場は、東京・渋谷サクラステージ内に2024年11月からオープンしたサテライト施設「Yamaha Sound Crossing Shibuya」。予約不要、入場無料の展示イベントとなっている。充実の見どころを紹介していこう。
■VXD EXPERIENCE
まず目玉となるのは、“声でバスドラムを操る”新システム=VXDの初展示。VXDは、ミュージシャンズ・ジストニアを発症し、演奏活動を休止していたRADWIMPSのドラマー、山口智史の提案をきっかけにスタートしたヤマハ×慶應義塾大学の共同研究プロジェクトにより開発され、ヤマハ独自技術の“Real Sound Viewing”(オーディオ・データのデジタル処理を通して、アーティストの演奏のニュアンスまで忠実に再現する技術)を応用した演奏システム。マイクに向かって声で「ドン」と発音することで、フット・ペダルを踏むことなくバス・ドラムを鳴らせる仕組みとなっている。本イベントで初の一般公開となり、実際に体験できるのでぜひトライしてみてほしい。なお、VXDの展示は8月17日(月)で終了となるのでご注意を。
▲VXDを搭載したYamaha Tour Custom。マイクに向かって発声された“ドン”という音をセンサーが検知すると、バス・ドラム内に設置された加振機が振動し、あらかじめサンプリングされたバス・ドラムの音が鳴るという仕組み。フット・ペダルを踏まずに鳴らせることで、ジストニアの症状が出た場合などに演奏をサポートできる画期的なアイディアが実現した。「ドドドドドド……」と発音し続けることで、高速連打も可能!

▲昨年末の研究発表会にて、山口がVXDの実演で演奏したYamaha Absolute Hybrid Mapleも会場に展示。
■DTX ALL SERIES BEAT SPOT
2つ目の見どころは、会場内に勢揃いしたYamahaのエレクトロニック・ドラム=DTXキットの展示。フラッグシップ・モデルのDTX10シリーズや初心者向けのDTX402、5月に発売されたばかりのDTX6K5-MUPSなどなど、現行品のキット6モデルが一挙展示されており、いずれも試奏可能。電子ドラムの購入を考えている方にもおすすめのイベントとなっている。

▲会場内に配置されたDTXキット(一部)。写真手前から奥にかけて、DTX-8KX、DTX-452KS、DT50Kが並ぶ。

▲DTXシリーズの他、メッシュ・ヘッドを張り、ZildjianのL80 Low Volume Cymbal Setを組み合わせたYamaha Stage Custom Hipのキットも展示。EAD10をセットすることで、ヘッドホンで音を聴きながら演奏できるため、アコースティック・ドラムの打感と静音性の両方が叶い、自宅練習にもおすすめの組み合わせとのこと。
■EAD10 meets Acoustic Drums
ライヴ・エリア「STAGE」では、アコースティック・キット=Live Custom Hybrid OakにEAD10をセットし、EAD10の機能や操作、トリガーによるサウンド・エフェクトを体験できるコーナーも用意。
▲「STAGE」には、Yamaha Live Custom Hybrid Oakキット×EAD10(写真左)と、電子ドラムのフラッグシップ・モデル=DTX10(写真右)が設置。ステージ上で各製品の試奏体験ができる!
さらに、8月2日(土)、3日(日)、6日(水)、9日(土)、21日(木)、23日(土)には、ヤマハ・アーティストが出演するステージ・パフォーマンスも開催! 出演日順に、yuri[Gacharic Spin]、Aika[ReaL]、ふわわ[革命メロイック]Bunta[TOTALFAT]、川口千里、今井義頼[CASIOPEA]がDTXシリーズ各製品のデモ・パフォーマンスを行う。詳しい日時は記事の最後で確認を。
■Yamaha BEAT! Cafe/Bar
また、会場内のカフェ・エリアではドラム製品をモチーフにしたアイディア豊かなオリジナル・ドリンクも提供! テーブルでくつろぎながら、フィンガー・ドラム・パッド=FGDP-50、FGDP-30も試奏できるという至れり尽くせりのスペースとなっている。

▲フット・ペダル=FP9シリーズの配色を再現したオリジナル・カクテル「KICK PEDAL」(790円/税込)、シンバルをモチーフにした日向夏風味のノンアルコール・カクテル「CRASH CYMBAL」(690円/税込)、ラテアートにロゴをあしらったYamaha Drum カフェラテ(520円/税込)。ドラマーならぜひ試したい!?
■NOVELTY

ノベルティも用意されており、会場内でドラムを体験、もしくはアンケートに回答すると、DTXシリーズA4クリアファイルまたはイラストレーターのクバハジメによる描き下ろしステッカーのいずれかをプレゼント(数量限定)。
ここまででも充実の内容となっているが、さらに、会場周辺の池部楽器店との連動キャンペーンも実施!
■Yamaha FUTURE BEAT! ×イケシブ連動キャンペーン
旗艦店のイケシブおよび渋谷エリア内の池部楽器店にて税込5,000円以上のドラム関連商品を購入すると、Yamaha Sound Crossing Shibuyaのカフェエリアでドリンク1杯(※アルコールを除く)が無料となるお得なクーポンがプレゼントされる。
そして8月には、イケシブにてYamahaアコースティック・ドラム2機種の特別展示も実施! 8月1〜17日にはRecording Custom、19〜31日には PHX(メイプル)という名品を試奏可能! ぜひ、「Yamaha FUTURE BEAT!」を訪れる際に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
◎Information
Yamaha FUTURE BEAT!
【開催期間】
2025年7月18日(金)~8月24日(日) 12:00〜20:00
※8月11日(月)~8月15日(金)は夏季休業
※火曜定休日
【会場】
Yamaha Sound Crossing Shibuya
(住所:東京都渋谷区桜丘町3番4号 渋谷サクラステージ SAKURAサイド3階)
【入場料】
無料/予約不要
【出演アーティスト情報】
■8月2日(土) DTX PERFORMANCE by yuri[Gacharic Spin]
I部|13:00-13:30 Ⅱ部|15:00-15:30
■8月3日(日)DTX PERFORMANCE by Aika[ReaL]
I部|14:00-14:30 Ⅱ部|17:00-17:30
■8月6日(水)DTX PERFORMANCE by ふわわ[革命メロイック]
I部|15:00-15:30 Ⅱ部|19:00-19:30
■8月9日(土)DTX PERFORMANCE by Bunta[TOTALFAT]
I部|14:00-14:30 Ⅱ部|17:00-17:30
■8月21日(木)DTX PERFORMANCE by 川口千里
I部|15:00-15:30 Ⅱ部|19:00-19:30
■8月23日(土)DTX PERFORMANCE by 今井義頼[CASIOPEA]
I部|14:00-14:30 Ⅱ部|17:00-17:30
【Yamaha FUTURE BEAT! 公式サイト】
https://www.yamaha.com/
Yamaha FUTURE BEAT! ×イケシブ 連動キャンペーン
■アコースティック・ドラム特別試奏展示
8月1〜17日:Yamaha Recording Custom
8月19〜31日:Yamaha PHX(メイプル)
【展示会場】
池部楽器店 旗艦店「イケシブ(IKEBE SHIBUYA)」 3階
ドラムステーション渋谷
(住所:東京都渋谷道玄坂1-7-4 渋谷スクエアB)
営業時間11:00〜20:00
■購入者限定|ドリンク・クーポン
キャンペーン期間中、イケシブおよび渋谷エリア内の池部楽器店にて税込5,000円以上のドラム関連商品を購入すると、Yamaha Sound Crossing Shibuyaカフェで利用できるクーポンをプレゼント。アルコールを除く1ドリンクを無料で提供。
クーポン配布期間:7月18日(金)〜8月31日(日)
*使用期限は9月29日(月)まで
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