TAMA S.L.P. G-MAPLE Snare
w/ZEBRAWOOD OUTER PLY

TAMAが培ってきたドラム作りのノウハウと、さまざまなシェル＆パーツのマッチングで幅広いサウンド・キャラクターを高コスパで展開するS.L.P.シリーズより、限定モデルが2種発表された。

LGM147-GTZはS.L.P.シリーズの中でも比較的厚めのシェルに設計されたメイプル・モデル＝G-Mapleのアウターに高級材、ゼブラウッドを配した14″×7″のスネア・ドラム。12プライのメイプルにゼブラウッドを1プライ加えた合計13プライ11mm厚という肉厚シェルになっている。

7″という深胴仕様に42本線スナッピー、ダイキャスト・フープとの相乗効果で、幅広いレンジと明るくはっきりとしたパワフルなサウンドを実現したという。落ち着いたブラックニッケル・フィニッシュのパーツ類は、明るめのゼブラウッドとのコントラストを生み出し、高級感を演出している。

TAMA S.L.P. G-HICKORY Snare
w/ELM OUTER PLY

もう1台はスティックの材としてもポピュラーなヒッコリーを使用したスネア、LGH1445-GNE。同じS.L.P.シリーズではNew Vintage Hickoryスネアやキットが展開されている材だが、今回の限定モデルは、前述のG-Mapleと同様の“肉厚シェル”仕様で、アウターにニレ科で木目のはっきりしたエルムという木材を使用。12プライ11mm厚に仕上げている。

ヒッコリーの特徴でもある、メイプルにも似た明るくクリアで温かみのある中低音域とドライなサウンドが、肉厚シェルでよりパワフルに、そして浅めの4.5″というサイジングでレスポンスの良さを実現しているという。フープはダイキャスト、スナッピーはカーボン・スティール20本線を採用し、アタックや歯切れの良さも追求。汎用性が高く、幅広いジャンルで活躍が期待できるとのこと。

どちらも1月中旬頃の発売予定だが、数量限定とのことで、興味のある人はぜひチェックを。