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    カノウプスが低音域に特化した新モデル“バリトン・スネア”を発表| ウォルナット×バーチのハイブリッド・シェルを採用

    • Text:Isao Nishimoto

    カノウプスから、スネア・ドラムの新製品BA-1470が発表された。サイズは14″×7″で、シェルはウォルナットとバーチのハイブリッド。10月15日より発売がスタートする。

    ウォルナット×バーチのハイブリッド・シェル
    豊かな中低域と明瞭な輪郭を両立

    “バリトン・スネア”と名づけられたこのモデルは、バリトン=中低域を“音楽全体に厚みと安定感をもたらす存在”と位置づけ、その役割を担うスネア・ドラムとして開発。カノウプスは以前から低音域の可能性に着目し、同じく“バリトン・スネア”と銘打った製品を限定生産で発売したこともある。そのコンセプトを現代の音楽制作/演奏環境に合わせて磨き上げ、深化させたのがBA-1470だと同社は説明する。

    多くのスネア・ドラムは、ロー・チューニングにするとヘッド鳴りが強調され、音の芯や輪郭が失われる傾向がある。BA-1470は、メローでドライなウォルナットと、ダークで重心の低いバーチを組み合わせたシェルに独自のエッジ設計を施し、テンションを緩めたヘッドからのエネルギーを効率良く受け止めることでそれを解決。歌やメロディを邪魔することなく、なおかつアンサンブルの中で埋もれないサウンドを実現したという。

    スネア・ワイヤーは12本タイプを採用し、過剰なスナッピー成分やワイヤー・ノイズを抑えながら、必要なレスポンスだけを抽出。特にレコーディング環境で、スネアの存在が自然に馴染むサウンドを追求している。ヘッドは2プライ構造のREMOコーテッド・エンペラーを標準装備。ロー・チューニング時の過度なヘッド鳴りを抑えると共に、深めのシェルの豊富な空気量を密度の高い音圧へと変換する。

    このBA-1470を皮切りに、カノウプスでは低音域の価値を再定義する新シリーズ“BARITONE Series”がスタート。今後どのような製品が送り出されるのか注目したい。

    BA-1470
    サイズ:14″×7″
    標準ラグ:クローム
    フープ:ダイキャスト/8テンション
    スネアワイヤー:CPSL-14DR 12strand
    シェル:ウォルナット/バーチ 10プライ 8mm
    ヘッド:CB14E 2ply Coated
    カラー:Black Walnut Oil Finish
    ストレイナー:CSA20S/CSA21B
    価格(税込):¥96,800

    https://canopusdrums.com/jp/product/baritone-snare-drum/

    BA-1470