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昨日4月22日にD’ERLANGERが11枚目となるアルバム『Evermore』をリリース。そしてバンドは、2007年4月22日の再始動から19年目を迎えた。現在を生きるバンドとして鳴らし続ける、ダイナミックなバンド・サウンドの原点はどこにあるのか? 本記事では新作の発売と節目を記念し、2007年5月号に掲載されたTetsuのアーカイヴ・インタビューから、再結成について語ったパートを抜粋して掲載する。
スタジオに入って音を出してみたら
「やっぱりそうだよな」って感じた
●17年ぶりに、デランジェが活動を再開することになったいきさつを教えていただけますか?
Tetsu:前のバンド(CRAZE)が終わって、いろいろ考えて……。“再結成じゃないか”って見られるのも抵抗があったけど、俺達はガツンとやれる自信があったので決めました。この前CD(新作『LAZZARO』)が出たばっかりだけど、見事に花を咲かせられました。
●大きなきっかけがあったわけではなく、自然に始まった感じですか?
Tetsu:そうですね。見切り発車的な“とりあえずやろうか”っていうのではないし、かといって“再結成としてどうやる?”っていう計画でもないですよ。カッコ良く言わせてもらうと、スタジオに入って音を出したら、“やっぱりそうだよね”っていう。ギターのCIPHER(瀧川一郎)はずっと一緒にやってきたからわかる部分も多いんですけど、kyo(vo)とSEELA(b)のことも“なるほどな”って感じ。これも説明するもんじゃなくて、音を出したときにみんながお互いに“こうきたらこうくるよな”って。それがまさにバンド感なんですよね。
たまに人に頼まれたことやったりするんですけど、その人のことがわからないと……いわゆるミュージシャン・トークだけだと“う〜ん”って感じなんですよ。音楽の話をしなくても……むしろ違う話がいくらできるか、みたいな。そういう意味では、デランジェってみんな同世代くらいで、似たような経験をして今があるんでね。メンバーみんな、デビューはデランジェなので一緒に17年前にデビューして、CIPHERとはずっと一緒にやってきて、kyoもSEELAも一線で活躍していて。この世代のミュージシャンって、辞めた人がいっぱいいるけど、みんな続けてたからこそ今こうやってできたわけ。それこそ、引退してるのを無理やり引っ張ってきてっていうのもないですから。誰も鈍ることなく、気持ち良くできました。
●新作『LAZZARO』を聴いて、もちろんメンバーそれぞれの変化も感じましたが、“やっぱりデランジェだ”という部分もすごく感じました。
Tetsu:たぶんね、聴いてる人がそう思う以上に、メンバーがすんなりしてますね。何の無理もないし。ただドラマー個人としては……今までは、削ぎ落とすようなプレイに向かってたんです。俺にとってレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)というのはけっこうデカいもので、たまたまチャド(スミス)と仲良くなれたというのもあって、すごく影響されたんですよね。レッチリというか、あのカリフォルニア感に。“楽しんでいればいいんだよ”っていう。チャドはそれを教えてくれた人。それに影響されて、いっぱい並べてプレイする……(20074月号を見ながら)極端に言えばテリー・ボジオとかですよ。17年前にデランジェをやってたときは、この人が大好きだったんです。本当にアイドルだった。1バス、1タムで、“シンプルにグルーヴ”とか言ってる人には聞き耳持ってなかったです。
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再結成第一弾として発表した『LAZZARO』についてTetsuは、「初めて超えられないかもと思った」と語る。演奏や音作りだけでなく、スタッフを含めたすべての要素が重なり、これまでにない完成度に到達したという。一方でプレイは「全部フィーリング。最初に出たものを信じる」というスタンス。無心で叩いたドラミングと、緻密な音作りが共存する制作の裏側、そして使用機材の詳細とは? 全文はサブスクで公開中! その他にも約30年に及ぶTetsuのアーカイヴ記事をすべて読むことが可能!!
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