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【ドラマガ21年4月号】青山英樹デビュー15周年記念特集 特設サイト

  • Hair & Make:Reno Nakamura
  • Photo:Eiji Kikuchi
  • Interview & Text:Rhythm & Drums Magazine

今年デビュー15周年を迎える青山英樹。JAM Project、BABYMETALらのサポートとして活躍し、今や世界にその名を轟かせ、名実共に日本を代表するドラマーの1人です。3月16日発売のドラム・マガジン2021年4月号では、そんな青山の初となる表紙特集を実施! ここではそのインタビューの一部をチラ見せ! さらにこれまでに青山が登場した過去記事も一部公開!! 盟友=BOHとの超絶セッション音源も視聴可能です!!!

▼青山英樹が表紙を飾る2021年4月号はこちら▼

小さい頃から父が叩いている姿を
ずっと見てきたので
こういう感じなのかなっていうのは
無意識に覚えたんでしょうね

●デビュー15周年おめでとうございます。それを記念して、今回はあらためてそのルーツから辿っていきたいのですが、ドラムの原体験として最初に思い出すことは何でしょう?

青山 小さい頃から現場に連れて行ってもらった記憶はありますね。ただ、そういう職業があるんだなっていうことは、当時はわかっていなかったんです。父がドラマーなんだって認識するようになるのは、もう少し後になるんですけど、家にはエレドラが置いてあって……生ドラムも少しあったのかな。CDやレコードが山のようにありましたし。でも物心つく前から、多分歯ブラシとか叩いて遊んでいたんだろうなと思いますけどね。

●父親がプロ・ドラマーってどんな感じなんですか?

青山 認識するようになったのは、小学校に入るくらいの頃なんですけど、いわゆる一般のお父さんって(家に)平日いなくて、土日にいるっていうスタンスじゃないですか。でもウチは逆の方が多かったんです。ミュージシャンの仕事って昼過ぎから動き出すことがほとんどなので、朝はいつも家にいましたし。みんなのお父さんとは違う人なんだなっていうのは、子供ながらに感じていましたね。ただその頃はまったくドラムに興味がなかったんです。ちょうどJリーグが開幕した頃で、サッカーに夢中になって。中学に入るまではスポーツ少年でしたね。

●そこから一転して、ドラムを始めるようになったきっかけは?

青山 中学の友達がギターをやっていて、そのお母さんがX JAPANの大ファンだったんです。その友達はウチの父がドラマーっていうことを知っていて、一緒にX JAPANのセッションしようよって誘ってくれたんです。それが中学2年くらいのときで、ちょうど部活もひと段落ついて、父もやってるし、ちょっと叩いてみようかなっていう。YOSHIKIさんが叩いている姿を見て、カッコいいなと思ったのもきっかけですね。

●家にドラムがあったとは言え、YOSHIKIさんに憧れてドラムを始めるっていう流れは、当時の他のドラマーと変わらないですね。

青山 確かにそうかもしれません。父がドラマーだからといって、小さい頃から英才教育を受けてっていうこともないですし、ちゃんとドラムを叩いたのも、そのときが初めてでしたから。

●最初からすぐに叩けました?

青山 前によっち(河村吉宏)と対談したときにも、そういう話になりましたけど、スッと身体の中に入っていったような記憶はあります。小さい頃から父が叩いている姿をずっと見てきたので、こういう感じなのかなっていうのは、無意識に覚えたんでしょうね。

続きはドラマガ2021年4月号をチェック!

誌面には現在の活動や自身のプレイ・スタイル、ドラマー人生のターニング・ポイントなど多岐に渡り語っていただいた約1万字のロング・インタビューの他に、撮り下ろしの写真や、青山の活動を支える4台のドラム・セットと8台のスネア・ドラムをドドーンと掲載! そのドラミングから垣間見える父親である青山 純氏とのつながりに触れたコラムなど、充実の内容になっております! 

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(ドラマガ初登場記事、BOHとのリズム体対談)