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    山葵[和楽器バンド]が本気で叩く!TAMA True Touch Training Kit

    • Text:Rhythm & Drums Magazine Photo:Chika Suzuki
    • Score Supervision:Wasabi(Wagakkiband)

    山葵直伝! ルーティン・エクササイズ!

    エクササイズ動画を本人が解説!

    山葵:ライヴ前やドラムを叩く前は、まず身体の調子を確認しつつ、どの部分の筋肉がいつもと同じなのか、またはいつもと違うのかを見極めて、満遍なく使えるようにウォーミングアップしていきます。たいだい目安としては40分くらいですかね。動画のようにドラム・セット全体を一通り叩いたり、ストーン・キラーなどオーソドックスな基礎練習をやってみて、その後にかっちり決めたエクササイズをしていきます。

    0’51″あたりからがそのエクササイズになっていて、一言で言うとサンバ・キックをしながらのパラディルのアクセント移動です。4種のパラディドル(動画ではスタンダード→リバース→インワード→ディレイの順/Ex-1参照)をタムとフロア・タムに拡張していきます。慣れないうちは、まずはバス・ドラムを4分で踏みながらパラディドルのアクセント移動(Ex-2a)、それをタムやフロア・タムに広げていくのがいいでしょう(Ex-2b)。慣れてきたらウラ拍に左足で踏むハイハットを入れて、最後にバスドラをサンバ・キックにしていきます。

    加えて、手足のコンビネーションや、シンバルとスネアの移動も練習メニューとしてはよくやっていますね(Ex-3、4)。こういった実践的なメニューができるのも、このトレーニング・キットがすごくリアルに近いタッチや位置で練習できるからだと思います。

    さらにドラム・マガジン2022年7月号では、ルーティン・エクササイズの譜面“完全版”を掲載中!!

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    Profile:わさび●岡山県育ち。15歳でドラムを始め、YOSHIKIやチャド・スミス、トーマス・プリジェンなどに影響を受ける。『ニコニコ動画』にアップした演奏が話題となり、和楽器バンドに加入。コンポーザーとしてもスキルを磨き最新作『TOKYO SINGING』ではリード曲「Singinʼ for…」を作詞作曲。2020年/2021年には年末特番 “SASUKE”に連続出場し、話題を呼んだ。

    ドラマガWebでは山葵が連載“山葵ブログ”執筆中!