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    LUNA SEA 真矢「はだのふるさと大使」就任1周年記念イベント『奏・秦野(おと・はだの)』

    • 文:ジョー横溝 写真:真中 祐弥

    20分ほどの休憩を挟み、秦野出身のシンガー・ソングライター=立石純子と、秦野の音楽シーンを盛り上げているハダノ・アート・コモン with KAZUKO BANDの演奏がスタート。立石純子はピアノでの弾き語り1曲とハダノ・アート・コモン with KAZUKO BANDをバックに2曲を披露。その透明な歌声で観客を魅了した。ハダノ・アート・コモン with KAZUKO BANDも3曲を演奏し、会場を盛り上げた。

    演奏後、壇上に立石純子とハダノ・アート・コモン with KAZUKO BANDを呼び込みトーク。“秦野ブランドアンバサダー”を5年務めている立石純子と、地元秦野で演奏を続けるハダノ・アート・コモン with KAZUKO BANDメンバーで秦野の魅力を紹介してくれた。景色、お水、人間味……さまざまな魅力を擁する秦野だが、お水が美味しいのでお蕎麦がとにかく美味しいそうで、ぜひお蕎麦を食べてみてください!ということで、筆者も次に秦野に行く際はお蕎麦を堪能してみたいと思っている。

    そんなトークの途中、最後の演奏に向けて、4台のドラム・セットがステージに出現し、会場が湧く。そして、ドラムのセッティングが完了し、いよいよ最後の演目、真矢、淳士、LEVIN、櫻川めぐという4人のドラマーによるドラム・セッション!

    まずは、真矢と淳士が登場しトーク・セッションからスタート。淳士はかつて真矢のローディーをしていたこともあり、2人は師弟関係で、息のあったトークで観客を笑わせる。そこにLEVINと櫻川めぐ、そしてMCも加わり、ドラム談議。

    ちなみに、真矢のドラムの魅力を、淳士は「和のモードをドラムに持ち込んだこと」、LEVINは「真似できない間(ま)」、櫻川は「私にとってドラムの神です」と評した。一方の真矢は3人のドラマーの魅力を「淳士は時を切り裂くドラム」、「LEVINはへヴィなドラムを叩かせたら右に出る者はいない」、「めぐさんの素直なビートはとても魅力的です」と語ってくれた。

    そんなドラム談議の後、いよいよ4人によるドラム・セッション。ほぼ何も決めごとをしていないそうで、ドラムで会話しながら、セッションが進む。しかもドラム・セットを交代しながらのセッション。ソロ・パートでは真矢コール、淳士コール、LEVINコール、めぐコールで会場のテンションもマックスへ。演奏の迫力、技術、そしてエンタメ性にどんどん引き込まれてゆく。和太鼓と違う、それぞれのドラマーが刻むビートやグルーヴも気持ち良く、本当に贅沢なイベントだと感心した。

    セッションが終了するとこの日一番の拍手が会場に鳴り響く。その大きな拍手の中、すべての出演者がステージに集合し、全員による記念撮影、そして真矢の締めの挨拶。ここでも真矢は出演者、スタッフ、そして会場に来てくれたみなさんに感謝を伝えた。そして、真矢コールを行い大団円。大きな拍手の中、『奏・秦野』は大成功の幕を閉じた。

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