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【Report】ツイン・ドラム初出し! あらきゆうこ&ゆきやま[リーガルリリー]がYouTubeで共演
CORNELIUS、くるり、salyuといったミュージシャンの楽曲を、持ち前の骨太なビートでバックアップするドラマー、あらきゆうこ。フェスにも多数出演する気鋭の3ピース・バンド=リーガルリリーでタイトなビートを鳴らす、ゆきやま。2人の初となるツイン・ドラムが実現したYouTubeでの対談企画が、本日11月3日20時より、あらきの公式YouTubeチャンネルにて期間限定公開! その収録現場からのミニ・レポートをお届けしよう。
こちらの企画には、リーガルリリーが主催する2マン・イベント“cell,core 2022”に出演予定の“くるり”より、佐藤征史(b)もゲストとして登場。スペシャル・セッションと対談パートの2部構成となっており、前半では、くるりを長年サポートするあらき&ゆきやまをツイン・ドラムに据え、べースに佐藤、そしてギターに松本大樹を加えたインスト編成で、くるりの「ワンダーフォーゲル」をプレイ。
あらきはYamaha 30周年アニバーサリーのメイプルカスタム・キットを、ゆきやまはTAMAのStarclassic Mapleキットを使用。共に1バス1タム1フロア・タムのシンプルな構成で、4つ打ちをベースに、アイコンタクトを交わしながら互いのプレイを支える。
ウラ打ちのダンス・ビートに始まり、あらきの存在感あるバック・ビートや、ゆきやまが時にタンバリンも織り交ぜて叩く軽やかな16ビートなど、それぞれの持ち味を生かしつつ、めくるめく展開を見せる2人のドラミングは必聴! リーガルリリーで精力的にライヴを行っているゆきやまにとって、何とこの収録が自身初のツイン・ドラム体験とのことだったが、一味も二味も違った編成で届けられる「ワンダーフォーゲル」は、とても心地良く堪能できた。
後半のコンテンツは、あらき、ゆきやま、佐藤の3名によるトーク・セッション。こちらは和やかでユーモア溢れる内容で、豪華スペシャル・セッションに至った経緯に始まり、あらき&ゆきやまがお互いに抱くドラマーとしての印象、さらに、長年くるりのサポートを務めるあらきのプレイについて佐藤の視点から語られるなど、貴重なトークが満載。そんな充実の内容となったこちらのYouTube映像は、今年12月31日までの期間限定公開。ぜひ、見逃すことなくチェックしてみてほしい!
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