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Interview – ねぎ[Novelbright]

  • Interview & Text:Rhythm & Drums Magazine
  • Photo:Reiko Horiuchi(ライヴ写真)

自分の魂はドラムにこもると思うし
生ドラムで叩くことの意味は

これからも大事にしたい

●人間味というか、ねぎさんのドラミングのダイナミクスがそのまま出ている印象があります。

ねぎ そうなんですよ! 今回はそのときの空気感や、メンバーとのテンションのかけ合いが残っていて。僕のドラムがそのままそこにある感じがするんですよね。いつ聴いてもそのときのテンションが思い出せるというか。僕の中で本当に重要なレコーディングになりましたし、ドラム観が大きく変わりました。これが仮に「一発録りは微妙だったね、ドラムだけで録ろうか」となっていたら、多分僕はずっとそのままだったなと思います。

●『WONDERLAND』から模索してきたプレイ・スタイルが、ここで見えてきたというか。

ねぎ 今回のレコーディングで、僕がNovelbrightで大事にしてきた“生身の人間が叩くドラムが一番”だということが、僕のやり方としては間違っていなかったんだなと実感できました。約3〜4ヵ月の『WONDERLAND』のレコーディング期間中は、自分のドラムに迷いはあったんですけど……その先に、今回のレコーディングに臨んで、こうして「Sunny drop」をみんなに届けることができたことで、自分の大事にしてきたことはこれからも変わらないなと実感しました。自分の魂はドラムにこもると思っているし、生モノであることの意味はこれから先も大事にしたいなと思います。

●なるほど。ちなみに影響を受けたドラマーの方はいらっしゃいますか?

ねぎ Kid’z[MY FIRST STORY]さんを本当に世界で一番というくらいに尊敬していて。Kid’zさんがMY FIRST STORYに入る以前に対バンで一緒になって、それ以来個人的に交流があるんですけど、それこそ『WONDERLAND』で挫折したときにも話を聞いてくださって。Kid’zさんに相談したときは、「お前が下手くそだから」とか言われて、「そんなことない!」とか言い返したりしてました(笑)。あの人がライヴで叩いている姿はいつも楽しそうだし、みんなを黙らせるドラムのテクニックもあって……あれほどうまいのに、ドラムの練習もまったく怠らないんですよね。常にプレイを洗練させて、新しいことに挑戦しようとしていますし、ドラムの技術も人間性もすべてにおいて尊敬しています。

●メジャー・デビューを機に、Novelbrightはますますリスナーの注目を集めていくことと思います。今後についてはどのように考えていますか?

ねぎ 今作のレコーディングを踏まえて、自分らしいドラムを信じて貫くことは大切にしながら、ライヴでもそのプレイが見せられたらと思っています。もちろん自分勝手にならないことは大事だと思うんですけど、メンバーは「ねぎ君の大事にしたいことを大事にした方がいいよ。フワフワして迷っている感じのときが一番しょうもない」と言ってくれているので、その言葉も信じて突き進んでいきたいです。

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◎Profile
ねぎ:兵庫県出身。中学生の頃にバンドを組み始めたことがきっかけでドラムを始める。その後、専門学校に進学し本格的に音楽を学ぶことを決心。2016年にはNovelbrightのドラムとして加入。2019年1月に現体制となり、同年7月に開催した「どチクショー路上ライブTOUR」がSNSで拡散、瞬く間にその名を全国へと広める。今年8月17日にデジタル配信シングル「Sunny drop」のリリースと同時に、ユニバーサルよりメジャー・デビューを果たす。自身の愛称“ねぎ”にちなんで、以前よりNegi Drumsを愛用しており、2019年5月にはエンドーサーになる。

◎Information
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