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和楽器バンド山葵の『ドラムにこじつけッ!』 第23回「ドラムとサ旅」
ドラムとサ旅
はいどーも、みなさんととのってますか、山葵です。
3ヵ月間におよぶ和楽器バンドのライヴ・ツアーもいよいよ終盤戦です。
全国津々浦々を巡るライヴ旅ですが、僕はその裏で密かに別の旅の目的を遂行しておりました。
各地のサウナの名所を巡り、さまざまなととのいを楽しむ。
そう、全国サウナ旅(略してサ旅)なのであります!
一概にサウナといっても、まったく同じ施設は1つとてありません。
サウナ室(サ室)の温度、湿度、広さ、香り、ロウリュウの有無、アウフグースの有無、水風呂の温度、水質、広さ、深さ、水流、外気浴の環境、露天の有無、ととのい椅子の種類などなど……
そこで今回は、僕が全国各地で訪れたサウナの中で最高に「ととのったー!」と感じたサウナTOP 3を発表したいと思います!
独断と偏見のみによる勝手なランクづけをどうかお許しください。
それではさっそくいってみよー。
第3位 兵庫「神戸サウナ&スパ」
まずは神戸の名店「神戸サウナ&スパ」がランクイン!
フィンランド式のメイン・サウナに、セルフ・ロウリュ可能なサウナや塩サウナ、トルコ式岩盤浴とさまざまなサウナを楽しめます。
水風呂が約12度とキンキンに冷えており、火照った身体をシャキッとシメてくれます。
外気浴スペースには観葉植物や洋風なチェアが並んでおり、まるでプチ・リゾートに来た気分になります。
ちなみにこのときホテルはサウナから徒歩3分ほどのところに取っていたのですが、ととのい過ぎてホテルに戻る気力がなく、休憩室のリクライニング・チェアで寝ました。
スタッフさん、せっかくホテル取っていただいたのにすみません。シーツはシワ1つつけておりません。
第2位 岐阜「大垣サウナ」
1966年開業、50年以上地元の方々に愛され続けている「大垣サウナ」。
昭和風情溢れる施設は、決して真新しさがあるわけではありません。
しかし、隅々まで掃除が行き届いている清潔さや、ロッカーの上に一つ一つ綺麗に並べられたタオルなど、お客さんに安らいでほしいというお店の心遣いがひしひしと感じられます。
サウナ室は約110度のドライ・サウナ。これぞ昭和ストロング・スタイル。
水風呂は地下水掛け流しで約15度。
水質がとても良いためいつもより長めに水風呂にプカプカ……。
お店のおもてなしに感謝しながら、ガッツリととのわせていただきました。
ここでもととのい過ぎてリクライニング・チェアで休んでたら、危うく終電逃しそうになりました。
ライヴ前日なのに危なかった。
それと食堂で食べた、分厚い豚の生姜焼きがとても美味しかったです。ナイスサウナ飯!
第1位 静岡「サウナしきじ」
きました。言わずとしれたサウナの聖地「しきじ」が堂々の1位です。
前に1度プライベートで訪れたことがあるのですが、水風呂の感動が忘れられず再訪を誓っておりました。
ここも約120度の昭和ストロング・スタイルのドライ・サウナと、命の危険を感じるレベルの暑さのスチーム・サウナと、サ室がかなりパンチ効いております。
そんなサ室でストイックに己と向き合った後は、日本最高峰の水質の水風呂にドボン。
その瞬間僕は悟りました。
「あ、俺はしきじの水風呂で生まれたんだ」
水と肌とのシンクロ率100パーセント。エヴァのLCLの原材料はしきじの水です。間違いない。
もちろんその後リクライニングで寝ました。予約してたホテルはピッカピカです。
山葵の独断と偏見によるサウナ・ランキング、いかがでしたでしょうか?
正直3つに絞るのはかなり悩みました。あれとあれは外せないのに……あそこも素晴らしかった……。
ツアーが終わって落ち着いた頃に、いろいろ振り返りながらまたマイ・ベスト・サウナリストを作ってみたいと思います。
ではまた!
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