叩いて!語る!
和楽器バンド山葵の“叩いてみた”ブログ!!
あの“山葵ブログ”がパワーアップして帰ってきた! その名も『MUSCLE WASA-BEAT!!』(マッスル・ワサビート)。山葵の原点でもある“叩いてみた”動画を新たに撮り下ろし、プレイについて解説! 記念すべき第1回目は和楽器バンドの「Ignite」! 和楽器バンドのレーベル移籍後第一弾EP「REACT」に収録のミクスチャー・ロック・ナンバーをアツいプレイ動画と解説でお届けします! YES…
#1 和楽器バンド「Ignite」
はいどーも、ご無沙汰しておりました、山葵です。
この度ドラマガWEBにて新連載「MUSCLE WASA-BEAT!!」を始めることとなりました!ありがとうございます。ありがとうございます。
実はこの連載、僕のYouTubeチャンネル「ワサビちゃんねる」との連動企画となっております。
毎月1曲の演奏動画を投稿し、その演奏内容の解説をこちらで行うという内容となっております。
僕がどんな気持ちで演奏しているか、どんなことを考えているなどを知ってもらい、ご自身の演奏の参考にしていただけたらと思っております。
ドラマーじゃない方にも、楽しんでいただけるよう心掛けますので、ぜひ毎月お付き合いくださいませ!
さて、記念すべき第1回目となる楽曲は和楽器バンドの「Ignite」。
いきなり自分のバンドの楽曲で恐縮ですが、この曲は僕達がレーベルを移籍した際に発表した第一弾の楽曲ということもあり、この機会にふさわしいと思い選びました。
この曲を演奏する上で2つ大事なポイントがあります。
気合いと根性です。
はい出たー、いきなりゴリゴリの精神論乙と思ってブラウザバックしようとしているそこのあなた、お願いです。こんなドラマーもいると思ってつき合ってやってください。
なんだかんだ音楽で一番大事な要素はそういうところだと僕は思っております。
演奏する楽曲は何を伝えたいのか、自分はどう感じたか、それをどうやってリスナーに伝えるのか。
テクニックはそれを表現するためのツールに過ぎません。
この曲はタイトルの通り、煮えたぎる心に火を灯し、エネルギーを爆発させるかのようなパワフルさを求められているのだと僕は捉えました。
縦ノリの力強いビート感を出すために、まずバック・ビートのスネアをしっかり鳴らしきることを心がけましょう。
コツとしては、スティックのエネルギーが打面で止まるのではなく、腕を伸ばしきろうとして、その途中にスネアに当たるイメージでいると、パワフルな音が出しやすくなります。
バス・ドラムは随所に細かい16分音符が入っていたり、サビでは装飾音として3連打を入れたりしていますが、あまり足に意識を取られ過ぎないようにしましょう。変な話、多少ヨレても問題ないです(笑)。
それよりもバック・ビートやアクセントをしっかり刻んであげることの方が大事です。
こういった縦ノリのロックのビートは、意外とキックが弱めでもオケに混ざると程良く馴染んだりします。
引くところは引いて、出すところは出す意識でいると、終始テンションの高い楽曲の中でもメリハリとグルーヴが生まれます。
そして途中でバテてしまわないようにエネルギー配分には気をつけましょう。
この曲はドラマー的に休めるところはバス・ドラムのみを刻む間奏の4小節しかありません。
かくいう僕もこの演奏の後燃え尽きました(笑)。
とまぁ、こんな感じで新連載やって参りたいと思います。
テクニカルなことよりフィーリングやフィジカルな内容が多くなるかもしれませんが、それが僕らしいということで何卒。
とりあえず一緒に筋トレしようぜ!ではまた!
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