NOTES
2014年12月号、2015年1月号の2号連続でお届けした、『“煩悩の数”だけリズム・パターン』をドラマガWebにて再掲載! 煩悩の数=108ものパターンを当時の付録CDの音源と共に #教則の日曜日 に振り返っていきましょう。ジャンルも幅広く、反復練習も可能なエクササイズなので、初心者にもオススメ!!
Rock編
王道からラウド系~
最新フレーズまで30パターン
Rock編は他ジャンルでも使える8ビート、16ビートといった基本的なビートの応用から、ラウド系、エクストリーム系、ポストロックで使われるフレーズなど、幅広く使える30発!
Rock 01 ファスト・テンポに対応したラウド系必須フレーズ
ラウド・ロックなどでは必須フレーズとも言える高速ビートに対応した8ビート・パターン。連打の部分を極力取り除いた形で、ダブル・タイム(倍テンポ)でも叩けるようにしたものだが、高速ともなればやはりプレイは難しくなる。バス・ドラムのウラ打ちをいかにスポットに入れるかがカギ。
Rock 02 バス・ドラム・ウラ打ちだけの8ビート
パターンの始まり(ダウン・ビート)はバス・ドラムを踏むもの、という常識に反するようなバス・ドラム・ウラ打ちパターン。ウラ打ちとは言え一定に進行するので、意外と特有のノリの良さを持ったアプローチである。パターンを始めるときのアタマはバス・ドラムを踏んだ方が入りやすいかもしれない。
Rock 03 バス・ドラム連打を増やしたヘヴィなパターン
スネアのバック・ビート以外の部分のバス・ドラムの連打を増やした8ビートのパターン。バック・ビートをドライヴさせる駆動力が増した感じでハード・ロック、パンクなどロック全般で重宝するアプローチである。1小節目のパターンを繰り返せば、よりシンプルでヘヴィなパターンとして使える。
Rock 04 バス・ドラムを抜いた空間的な8ビート
2、3拍目のバス・ドラムを完全に抜いてしまったパターンで、ここでは速めのテンポで効果を発揮するスチュワート・コープランドのスタイルによるハイハットがポイント。テンポを選ばないパターンなので、遅いテンポではハイハットを一定に刻んで使うと良いだろう。音を抜くこともパターン作りの秘訣。
Rock 05 バス・ドラム4分打ちビート(1)
バス・ドラムの4分打ちパターンは言わば8ビートの基本。しかしそのままでは芸がないということで、ハイハット・オープンで味つけを施したアプローチを。これでパターンの意味合いが大きく変化する。さらにハイハット・オ ープンにスネアを合わせれば、よりパターンを個性的にすることも可能。