NOTES
Funk & Jam 16 ロックとヒップホップを結びつけたパターン
RUN-DMCがカヴァーしたエアロスミスの超有名曲をモチーフにしたパターン。今では想像もできないかも知れないがエアロスミスはかなりファンキーな曲もやっていたバンドで、このパターンはまさにロックとヒップホップを結びつけた典型的アプローチと言えよう。
Funk & Jam 17 独特なノリの「Snakes」風パターン
デヴィッド・サンボーンの曲「Snakes」でのスティーヴ・ジョーダンがプレイしたパターンをアレンジ。リム・ショットを使った独特なグルーヴで、もはやパターン自体を“Snakes”と命名しても良いようなアプローチ。この音型はバウンスさせたりとさまざまに応用の利く形である。
Funk & Jam 18 無国籍な感覚の現代的ファンク・アプローチ
ジャム系バンドやヒップホップ系のロック・バンドなどに見られるパターンで、エスニックな感覚も含んだダンサブルなファンク・ビート。さまざまなリズム要素を掛け合わせて発展した“今どき”の旬なビートと言えるかもしれない。4分打ちのバス・ドラムとスネアの絡みが特徴的だ。
Funk & Jam 19 ミータ-ズの影響を受けたバウンス・ファンク
ミーターズの影響を多分に受けたファンク・バンド、ニュー・マスター・サウンズなどが用いるバウンスしたファンク・ビート。2拍目から3拍フレーズ的に進行するスネアのアクセントがニューオーリンズ的な雰囲気を醸し出している。3、4拍目はRLRLと手順が切り替わるのがポイント。
Funk & Jam 20 クリス・デイヴ風“ナイジェリアン・ファンク”
キザイア・ジョーンズの「ナイジェリアン・ウッド」でのクリス・デイヴが叩くアプローチのアレンジで、本場のアフロ・ビートとは一味違った解釈のエスニック・ファンクをうまく演出している。リム・ショットとハイハット・オープンのコンビネーションにより非常に浮遊感のあるビートになっている。