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【StickTok】#8 フラム・アクセント
- Text:Rhythm & Drums Magazine、Yusuke Nagano Illustration:Chihiro Yaegashi
#8 フラム・アクセント
ドラマガとTikTokのコラボ企画=StickTok(スティックトック)。TikTokを通じて“学び”のコンテンツを配信する #tiktok教室、#ためになるtiktok の一環で、ドラム未経験者&初心者、「基礎練習ってどうすればいいかわからない」とお悩みのドラマーへ、30秒で自宅でも楽しく練習ができる動画を投稿していきます! 第8回は、フラム・アクセント。3連符に装飾音符がついた形で、前回のフラム・タップと同様、手順がややこしくならないよう、練習していきましょう。
3連符に装飾音符がついた奏法
ドラム・セットのフィルインなどにも応用
左右交互打ち(オルタネート・スティッキングと呼びます)で叩く3連符にフラムを加えた奏法が、フラム・アクセントです。ドラム・セットでは、3連符のフィルインなどに応用して使われることが多いルーディメンツです。
基本形では3連符の1打目にアクセントをつけるので、まずはEx-15に示したような、フラムを省略したシンプルな3連符で、アクセントの確認をしていきましょう。3連符の2打目を引き上げながら叩き(アップ・ストローク)、次の拍のアクセントに備えるところがポイントになります。
またフラムを加えると手順が混乱してしまう場合は、Ex-16に示したように、3連符の3打目を省略した形で、1打目のフラムと2打目のスティックを引き上げる動きの流れを身体に染み込ませてください。左右のフラムの音のタイミングがバラバラにならないように意識することも大切です。
◎Ex-15. アクセントをつけるための動きの練習
Point!─フラム・アクセントの根幹は3連符です。まずは装飾音符をつけず、1番の基本となる動きを見つけることから始めましょう。
◎Ex-16. 3連符の3打目を抜いて装飾音符に慣れる練習
Point!─装飾音符のタイミングや音量も意識しながら、フラム(Ex7,8)やラフ(Ex-9,10)、フラム・タップ(Ex-13,14)の練習も振り返ってみましょう。
Information
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