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【StickTok】#7 フラム・タップ

  • Text:Rhythm & Drums Magazine、Yusuke Nagano Illustration:Chihiro Yaegashi

#7 フラム・タップ

ドラマガとTikTokのコラボ企画=StickTok(スティックトック)。TikTokを通じて“学び”のコンテンツを配信する #tiktok教室#ためになるtiktok の一環で、ドラム未経験者&初心者、「基礎練習ってどうすればいいかわからない」とお悩みのドラマーへ、30秒で自宅でも楽しく練習ができる動画を投稿していきます! 第7回は、フラムの発展形、フラム・タップです。ダウン/タップ/アップ・ストロークの繰り返しで、手順やアクセントがややこしくなりがちですが、ゆっくりからはじめて徐々に慣れていきましょう!

実はつながった3連打
左右の切り替えが難しい場合は
分割して練習してみよう

フラムの直後にアクセントのつかない音(タップ音)を1打加えた音型がフラム・タップです。

左右の手順を別々に考えると、片手ずつが

ダウン(スティックを低めに止める)

タップ(アクセントのない音)

アップ(アクセントのない音を叩いて引き上げる)

のようにつながる3連打になっています。

そこで、まずは予備練習としてEx-13のようにスティックの流れをスムーズに演奏できるようにしてみましょう。このような一連の流れで3連打を叩くフレーズは、ドラム・セットの中でもよく出てくるのですが、そのようなときにもフラム・タップで習得するスムーズなスティッキングが役に立ちます。

左右のフラムの切り替えがスムーズにいかない場合は、Ex-14に示したように、フラム・タップを分割して練習するのも良い手法です。左右のフラムの表情が揃うように「フ・ラム・タップ、フ・ラム・タップ」と3つの音を歌いながら、それぞれのタイミングを確認できると良いでしょう。

◎Ex-13. スティッキングのための予備練習

Ex-13 練習例

Point!─譜面だと一見ややこしそうに見える場合も、実際に演奏しているところを見ると意外と動きがわかりやすかったりします。

◎Ex-14. 装飾音符を分割して考える

Ex-14 練習例

Point!8分音符を4連打だと手順が絡まりやすいので、4分音符を挟み、慣れてきたら音符の数を増やしていきましょう。

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