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    TOTOがロバート‘スパット’シーライトらを迎えた新生ラインナップで活動再開!

    昨年10月に活動休止宣言をしたTOTOが、スティーヴ・ルカサーとジョセフ・ウィリアムスを中心とした新生ラインナップをオフィシャル・サイトにて発表。新ドラマーとして抜擢されたのは、スナーキー・パピーのメンバーとして脚光を浴び、現在はプロデューサー&アレンジャーとしても活躍するロバート‘スパット’シーライト!

    オリジナル・メンバーであるデヴィッド・ペイチとスティーヴ・ポーカロは今回のラインナップから外れ、ベースにジョン・ピアーズ、キーボード/バック・ヴォーカリストにスティーヴ・マッジオラ、そして昨年の来日ツアーにも帯同したキーボードのドミニク“ザヴィエル”タプリン、マルチ・インストゥルメンタル/ヴォーカルのウォーレン・ハムという編成で、11月21日に行われる有料配信ライヴからこのメンバーで活動をスタートするという。

    新ドラマーとなるロバート‘スパット’シーライトはアメリカ・テキサス州ダラス出身。音楽一家に生まれ、教会でドラムを学び、芸術系の学校で本格的に技術を習得。ジョエル・スミスやマックス・ローチ、ジョン“ジャボ”スタークス、クライド・スタブルフィールドらに影響を受けたそうで、晩年ダラスに在住していたバディ・マイルスからプロデュースやドラム以外の楽器を演奏することの重要性を学んだという。

    大学時代にスヌープ・ドッグのドラマーとしてプロとしてのキャリアをスタートさせ、その後、ゴスペル界のスーパー・スターであるカーク・フランクリンのバック・ドラマーに抜擢。そのほかにもエリカ・バドゥやセリーヌ・ディオンを筆頭に、数々のビッグ・ネームと共演してきた凄腕ドラマーである。

    日本でその名を広く知られるようになったのは、やはりスナーキー・パピーでの活動で、本誌でも2013年の来日タイミングで初インタビュー。現在はドラマーとしてはもちろん、自身のバンド=ゴーストノートでは、プロデューサー兼キーボード奏者としても活躍しており、ジルジャン・ライヴの音楽監督も務めている。

    マルチな才能を発揮する彼だが、“TOTOドラマー”という特別な意味を持つ場所でどんなプレイを繰り広げてくれるのか、今から期待に胸が膨らむ!