NEWS
日本フォーク・シーンのパイオニア的存在で、後進のアーティスト達に大きな影響を与えたシンガー・ソングライター、吉田拓郎の最新アルバム『ah-面白かった』が本日6月29日にリリースされる。
本作は50 年以上に渡るアーティスト活動にピリオドを打つ作品と公言されており、本人の書き下ろしによる9曲で構成。吉田拓郎が絶大な信頼を寄せるギタリスト、鳥山雄司が大半の楽曲のアレンジ&レコーディングを担当。コロナ禍ということで、リモートを重ねて作業を行なったそうだ。小田和正のコーラス参加や、KinKi Kidsとのコラボレーションの他、本人による楽曲ごとのライナーノーツなど、ラストを飾るにふさわしい仕上がりとなっている。
気になる参加メンバーについては、“All Musical Instruments Performed by LIKE A ROLLING STONE BAND”とクレジットされており、その名は掲載されておらず。このあたりは付属の「ah-面白かった」制作メイキング映像に収録されているのかもしれない(編集部が手に入れたのはCD only盤)。
また、堂本 剛がアレンジとギターで参加した「ひとりgo to」は、ENDRECHERIのサポートも務めるUZMKのDUTTCHがプレイ。ハイハットのオープン/クローズを生かした小気味良いビートを繰り広げている。
また吉田拓郎の最後のテレビ出演となる『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』が、7月21日にフジテレビ系にて放送されることも決定。『LOVE LOVE あいしてる』は、1996年にスタートし、2001年まで放送されていたKinKi Kidsと吉田による音楽番組で、凄腕ミュージシャン達による“LOVE LOVE ALL STARS”がバック・バンドを担当。そうる透、村石雅行らをメインに、神保 彰やLOUDNESSの樋口宗孝氏らがそのドラムを務めることもあった。
今回放送される最終回では、過去にツアー・サポートを務めていた村石雅行が出演するそうで、こちらも楽しみだ。
◎作品情報
『ah 面白かった』
吉田拓郎
発売元:エイベックス 品番:AVCD-96979B(CD +DVD) 購入はこちら●HP