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村上“ポンタ”秀一の最期の熱演を記録した POINTER BROTHERSのライヴ・アルバムが登場!
- Text:Shinichi Takeuchi
2021年に逝去した名ドラマー 、村上“ポンタ”秀一を擁したインストJAMバンド、 POINTER BROTHERSのライヴ・アルバム『LIVE at ISHINOMAKI 2020 3.11』が2枚組のアナログ盤としてリリースされる。
POINTER BROTHERSは村上氏が、森 俊之(key)、中村キタロー(b)、辻コースケ(per)、内田直之(Live & Dub Mix)と共に立ち上げたインストJAMバンド。2010年代中盤から精力的な活動を展開し、村上氏のキャリアの集大成とも言えるグループの1つだった。
今回のライヴ盤には、2020年3月11日に、バンド結成ゆかりの地でもある宮城県石巻市での演奏を収録。本作のリリース資料には“ポンタの最期にして最新の演奏”と謳われているが、結果的には、これが村上氏とのラスト・セッションとなった。
PAエンジニアを務めていた内田直之が、PAブースにて簡易ポータブル・レコーダーで録音していたものを、内田自らが整音、アナログ・マスタリングを施したというサウンドは、臨場感抜群。メンバーと丁々発止を繰り広げながら縦横無尽でスリリングに魅せる村上氏のドラミングを、克明に記録している。
なお、本作は2枚組ヴァイナル300枚の限定販売。氏の命日である3月9日よりライヴ・ハウスなどで先行発売。そして3月15日から全国レコード・ショップにて一般発売がスタートとなる。
『LIVE at ISHINOMAKI 2020 3.11』
POINTER BROTHERS
SAREDO MUSIC SMLP-001(2LP)