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SILENT SIRENのひなんちゅがバンドを脱退
SILENT SIRENのドラマー、ひなんちゅこと梅村妃奈子氏がバンドを脱退することが発表された。
SILENTE SIRENのリーダーとして、バンドを牽引してきた彼女だが、結成11年、30歳を迎えた機に新たな道に進むことを考えたという。オフィシャル・サイトにて発表された本人のコメントは以下の通り。
突然の発表で驚かせてしまい申し訳ありません。私ひなんちゅは、11年間活動してきたSILENT SIRENのドラム・リーダーという形に終止符を打つことに決めました。
SILENT SIRENは私にとって何にも変え難い大切な存在であり、青春そのものです。
しかし、30歳を機に、1人の女性として自分の生き方を改めて考え、今後は新たな道を選択してみたい、と強く思うようになりました。
今までSILENT SIRENで得た数え切れないほど大切な思い出や経験を胸に、今後はまだ見ぬ新たな道に進んでいきます。
すぅ、あいにゃん、ゆかるん、そしてサウンドプロデューサーのナオキに出逢い、大好きなサイファミのみんなと歳を重ねることができて、私のバンド人生は紛れもなく幸せでした。
野音のライブでドラマーとしてみんなの前に立つのは最後になりますが、一生懸命、そしていつも通りサイサイらしく楽しくドラムを叩かせてもらいます。
本当にありがとうございました。
梅村妃奈子
小〜中学校時代を過ごしたインドネシアでドラムを始め、帰国後の2010年にSILENT SIRENを結成。2012年にメジャー・デビューを果たし、これまでに7枚のオリジナル・アルバムを発表。長年に渡ってガールズ・バンド・シーンを牽引し続けてきた。
ドラム・マガジンで初めてインタビューしたのは、2016年3月号の「ドラムの女子のチカラ」特集(トップ画像はそのときの誌面ページ)で、「他のメンバーをいかに立たせられるかを考えています。ドラムは土台になるものだと思っているので、ヴォーカルが歌いやすいようにとか、とにかくズレないようにとか、本当に最低限のことをやれば、それが自分にとっても楽しいですから」と語っていたのが印象的。その後のインタビューでも、そのスタンスは一貫しており、まさに“屋台骨”としてバンドを支えてきた。
ドラマーとしての活動は、明日9月25日に日比谷野外音楽堂にて行われる「SILENT SIREN きららリベンジ~サイサイ10歳祭~」を持って終了するという。チケットはすでにソールド・アウトしているが、有料配信が行われるそうなので、“ドラマーひなんちゅ”の勇姿をぜひチェックしてみて欲しい。ライヴの詳細はこちら。