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目前に迫ったCOMPLEXの東京ドーム公演! ステージを支えるドラマーは湊雅史!!

5月15日、16日に行われる吉川晃司と布袋寅泰によるユニット=COMPLEXの東京ドーム2Days公演。そのサポート・メンバーが布袋のSNSで発表された。

COMPLEXは1988年に結成。わずか2年弱という活動期間だったにも関わらず、「BE MY BABY」、「恋をとめないで」などのヒット曲を世に送り出し、日本の音楽シーンに大きな衝撃を与えた。そんな彼らは2011年、東日本大震災の復興支援のため「日本一心」と題したチャリティ・ライヴを開催。

そして今回、1月1日に起きた令和6年能登半島地震の被災地への力になりたいと2人が再び集結。前回と同じく「日本一心」というタイトルを掲げ、東京ドームから被災地へとエールを送る。

吉川&布袋と共にステージに立つメンバーは、湊 雅史(d)、スティーヴ衛藤(per)、井上富雄(b)、奥野真哉(key)、岸 利至(programming)の5名で、吉川、布袋それぞれのツアーに参加するミュージシャン達が融合した形と言えるだろう。なお、パーカッションのスティーヴは2011年の東京ドーム公演に続いての出演となる。

湊は言わずと知れた日本を代表するドラマー。1966年生まれで、87年にDEAD ENDのメンバーとしてプロ・デビュー。解散後は自身のライヴ活動と並行してスタジオ・ワークも行っており、現在も奥田民生を筆頭に数々のアーティストをサポートしている。

近年の吉川の音楽活動には欠かせない存在であり、2022年に発表されたアルバム『OVER THE 9』でも全編に渡ってプレイ。同作を引っさげた全国ツアー「KIKKAWA KOJI LIVE 2022-2023」にも参加しており、昨年行われた「KIKKAWA KOJI Premium Night 2023 “Guys & Dolls”」で繰り広げた山木秀夫との強靭なツイン・ドラムも記憶に新しい。

2011年の東京ドーム公演では、当時吉川のツアー・サポートを務めていたT- SQUAREの坂東 慧がドラムを務めたが、今回は湊が担当するということで、ドラマーは歌い手である吉川と直近で活動を共にしているミュージシャンが選ばれている点も興味深いところ。

また、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムを敬愛し、吉川のツアーでは、ボーナムが愛用していたことでも知られるラディックのステンレス・スティール・キットを使うことも多い湊。メンバー発表に先駆けて投稿された吉川と布袋の2ショット写真に映ったドラム・キットは、タムはステンレス・スティールと思われるが、バス・ドラムのフロント・ヘッドにグレッチのロゴがプリントされており、果たして本番ではどんな機材で演奏するのかにも注目したい。

チケットは完売となっていたが、ステージセットのプラン確定につき、一部の機材席の開放が決定したそうで、5月14日(火)20:00より先着にて追加のチケット販売が行われるとのこと。興味のある人はぜひ! 公演の詳細は下記の通り。

COMPLEX〈日本一心〉

2024年5月15日(水)@東京ドーム 開場16:30 開演18:30
2024年5月16日(木)@東京ドーム 開場15:30 開演17:30

https://www.diskgarage.com/artist/detail/no008877