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沼澤 尚がジェフ・ポーカロに捧げたリーダー作『the wings of time』がデジタル配信でリバイバル

沼澤 尚が国内外の豪華ミュージシャン達と共演し、1999年にリリースした初のリーダー作『the wings of time』が、26年の時を経てデジタル音源化。9月4日に配信リリースがスタートした。

このアルバムが最初にリリースされた1999年は、親交の深かったジェフ・ポーカロの享年でもある38歳という年齢を沼澤が迎えた年であり、本作タイトルの“the wings of time”は、ジェフの墓標に刻まれた文字に由来してつけられたもの。

▲ジェフ・ポーカロの墓標に刻まれた“THE WINGS OF TIME”の文字が作品タイトルに
▲ジェフ&沼澤の貴重な2ショット

沼澤が当時共演していた縁深いアーティストを国内外から招聘して制作された壮大な作品であり、今回の配信リリースの発起人となった佐藤竹善(vo)をはじめ、シアターブルックや吉田美奈子(vo)らが参加。キャット・グレイ[13CATS]やレニーニ[レニーニ&スザーノ]、佐藤タイジ[シアターブルック]らがそれぞれ作曲を担当したオリジナル曲を、“普段通り”にプレイするというコンセプトの作品で、ジャンルの垣根を超えた多彩な楽曲がラインナップ。

そのすべてに変幻自在なドラミングで対応する沼澤のオールマイティなプレイ。そしてマルコス・スザーノ、シーラ・Eや、カール・ペラーゾ、大儀見 元、田中倫明、岡部洋一、渡辺 亮、コスマス・カピッツァ他、鉄壁のパーカッショニストの布陣も堪能できる、何とも贅沢なアルバムとなっている。

沼澤がジェフ・ポーカロに捧げる楽曲として、本作の中で唯一ゲスト・メンバーや全体の構想を事前に固めていたという表題曲の「THE WINGS OF TIME」は、佐藤竹善(vo)が作曲、そしてキャット・グレイが作詞を担当したドラマチックなバラード。ジェフの父、ジョー・ポーカロがビブラフォンとコンガで参加し、大村憲司(g)、飛鳥ストリングス with 小原 礼(b)、小林信吾(key、p)、大滝裕子(vo)、尾崎亜美(vo)という豪華ゲスト陣によって作り上げられた渾身の1曲となっている。

▲ブックレットには、コンガを打つジョー・ポーカロの姿も!

2025年に形を変えてリバイバルした本作。ぜひこの機会に聴いてみてはいかがだろうか。

◎Information
沼澤 尚『the wings of time』
発売元:ユニバーサル(配信リリース)
リリース日:2025.09.04(1999年録音)

配信URL:https://umj.lnk.to/DsrS7U

▲1999年5月号掲載の特集では、超豪華アーティスト陣が参加した『the wings of time』の構想や制作、ジェフ・ポーカロとのエピソードなどが語られたインタビューに加え、収録曲のプレイ分析や、沼澤による全曲セルフ解説、参加ミュージシャンからのコメントもお届け。詳細はこちらをチェック!

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