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博士 山本拓矢が試した【2023年1月号】のNEW PRODUCTS〜PLAYTECH Sampling Pad PSD200〜

  • Review:Takuya Yamamoto[bohemianvoodoo]

プレイテックの
音色&機能も充実した
衝撃価格サンプリング・パッド!

圧倒的なコスト・パフォーマンスを誇るサウンドハウスの自社ブランド=PLAYTECH(プレイテック)より、衝撃価格のサンプリング・パッドPSD200が登場。

正方形の大型パッド6枚と3つのバー・タイプのパッドを備えており、30キット、608音色を内蔵、サンプリング/ループ機能も搭載。各パッドには音色や機能(キット音色を選択するなど)の割り当ても自由にできる他、4つのトリガー入力、2つのスイッチ・ペダル入力にも対応。別売りの専用スタンド(PSD200ST)も2,980円で、本体と合わせても4万円以下という驚異的な価格を実現している。

ドラムのハイブリッド化が進む中、初めての電子機器の拡張には非常に心強い存在であると言えよう。

PSD200 ¥35,800

Review

何と言っても圧倒的な低価格
パッド感度や打感、音質においても好印象

ルックス、機能共に、業界のデファクト・スタンダードとなっているあのサンプリング・パッドを強く意識しているのは間違いありませんが、何と言ってもこの圧倒的な低価格。半額以下どころか、1/3に迫る勢いです。金額のハードルでこういったツールになかなか手が出せなかった方や、カジュアルに自身の可能性を試してみたい方には、十分おすすめできる要素があります。

耐久性や電源周りの安定性など、使い手によってこだわるポイントはさまざまありますが、想像より多機能でした。ノイズの量と帯域、大型の6つのパッドの感度と打感、内蔵音色のバリエーションと音質は、なかなかの好印象です。サウンドをインポートするためにはUSBメモリーが必要という点は、注意が必要かもしれません。

  • 背面、端子類の様子。

GEAR SPEC

PSD200
¥35,800

【ドラム・キット数】30
【ユーザー・プリセット数】20
【音色数】608
【接続端子】PHONES端子(ステレオ標準タイプ)、MAIN OUT端子(L、R)、AUX端子、MIDI端子(IN/OUT)、USB MEMORY端子:USB Aタイプ、USB COMPUTER端子:USB Bタイプ、FS端子×2、TRIG端子×4(1/2、3/4)、DC IN端子
【ファイル形式】EXFAT、FAT32、FAT
【付属品】電源アダプター

製品ページ:HP
お問い合わせ: サウンドハウス(☎︎0570-02-8888)